So-net無料ブログ作成

MAGNUS HJORTH TRIO / SOMEDAY.Live in Japan [Jazz Piano]

*MAGNUS HJORTH TRIO / SOMEDAY.Live in Japan

image421.jpg

magnus hiorth(p), petter eldh(b), 池長一美(ds)
2010/Cloud/

1 Everything I Love
2 Someday My Prince Will Come
3 Ask Me Now
4 Ain't Misbehavin
5 Milestone
6 Take The A Train
7 Bess You Is My Woman Now

この作品で渾身のライナー・ノーツを書いたmanaさんが今年亡くなってしまった。
私にマグナス・ヨルトを紹介してくれたジャズ友です。
ジャズ批評でも陶芸でも一家言を持った人でした。
悲しいです。
これからもマグナスを聴くたびにmanaさんを思い出します。

「レビュー時のコメント」
マグナス・ヨルト(p)、ペーター・エルド(b)、池長一美(ds)のライブ盤が出ました。
(2009年ライブ・レポート参照)

これほど緊張感のある刺激的な演奏はそうそう聴けないと思います。
ライブを重ねるごとに気心が知れて親密さを増すのは自然の理です。
そういった意味では最終日が一番まとまったと思います。
しかし、収録されたこの3日間のライブを聴いてみるとそれぞれに良さがありました。
特に圧巻なのはやはり初日でしょうね。
ぶっつけ本番の緊張感が伝わってきてよりスリリングな内容になりました。
私は(5)「MILESTONES」にガツンときてしまいました・・・これはいいです。
グイグイと突っ走るマグナスとペーターのフレッシュで瑞々しいプレイはどうでしょう。
それに反応しようとする池長さんの心の昂ぶりと息使いが聞えました。
プレイヤーの思いがそのまま伝わってくるような気がします。
最初は手探りで始まって互いの反応を見ながら徐々に盛り上がっていく、
どんな展開になるのかまったく先が見えない、
プレイヤーも観客も一体になって作り上げていく臨場感がありました。
こういうライブ盤は数が少ないと思います。
CD化までは未定だったと思うのでプレイヤーにとっても自由度が大きかったこともあるでしょうね。
だからこそプレイヤーのそのまんまの姿を切り取ったライブ盤になったのかもしれません。
録音はたった2本のマイクだけでワンポイント収録という珍しいものだそうです。
聴いてもらえば分かりますが信じられない音の良さです。
この録音方式はオーディオ・ファンからも注目されるのではないかな。

思えばこれはプロデューサーのYさんの思い入れから始まりました。
デンマークで聴いたマグナスに惚れ込み、日本の池長一美と共演させたいという思い。
それが日本でのライブにつながり、このCD発売にもつながりました。
お気に入りのミュージシャンを全力で応援する・・・ジャズ・ファンの究極の望みを実現した形になりますね。
CDに入れる選曲も紆余曲折があったと聞いています。
出来上がってみると見事にジャズ・ファンの願いを結実させたと思います。
この5月にはCD発売記念ライブが予定されているし、デンマークでのCD制作も決まっているとのこと。
マグナス・ヨルト・トリオはこの日本で認められて世界に飛躍することになりそうです。

なお、私にマグナスを紹介してくれたジャズ友のmanaさんがCDに渾身のライナー・ノーツを書いているのも嬉しい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 6

bikinnmann

ドラさん こんばんわ。
私もmanaさんにはジャズ友としてジャズの情報交換に始まり、陶芸のこと人生のことなどいろいろ教えていただいていました。
実はドラさんの「みんなのベスト3」への参加もmanaさんから勧められたのがきっかけです。
私が今年のベスト3に上げた後藤浩二さん、小橋敦子さんもmanaさんにご紹介いただき巡り会うことができました。
直接お会いしたことは、なく年賀状やメール、Fbなどで情報交換でのお付き合いでした。
でも好きなJAZZの話ができる私にとっては一番のジャズ友でしたので、ほんと悲しい別れです。

by bikinnmann (2015-12-21 21:00) 

dora

こんにちは、bikinnmannさん

manaさんとはそんなお付き合いをしていましたか。
同好の士のジャズ友を失うのは本当に悲しいですね。
そうか、「ベスト3」もmanaさんに勧められたものですか。
色んなところでジャズ友は繋がっているんですね。
私も特にピアノ・トリオのレビューを参考にしていました。
聴いている数が半端じゃない、詳しかったし聴き込みも深かったです。
後藤浩二さん・・・名古屋に凄いピアニストがいると教えてくれました。
小橋敦子さんも読みましたよ。
レビュー1000枚を目指していたのに志半ばで逝ってしまいました。

私は2、3度お会いしたことがあります。
アイビー・ルックが良く似合う穏やかな人柄の人でした。
近年の年賀状には奥様との海外旅行の写真が添付されていて羨ましく思ったものです。

陶芸の腕前も見事なものでしたね。
あまりに素晴らしいので作品を譲ってもらったこともありました。
備前の徳利と猪口です。
快く応じてくれたのは嬉しかったなぁ~。
今でも棚に飾ってありますよ。
今度のお正月にはそれで一杯やろうと思っています。

ジャズの話・・・私では力不足だと思いますがいつでもお付き合いしますよ。
by dora (2015-12-22 08:29) 

baikinnmann

ドラさん ご返事いただきありがとうございます。
私もmanaさんに焼酎用の器をペアでいただいています。
確かライナーノーツ書いたよと”SOMEDAY”を送っていただいたお礼にと四国の地酒をお返ししたら、逆にまた器を送っていただいた覚えがあります。そうですねお正月など大事な時に使うのも良いですね。
CDを送っていただいたのは、以前にたまたまマグナスの"LOCO MOTIF"を私が紹介してから、いろいろな縁がつながりライナーを書くことになったのでとのことでした。
manaさんは学生時代にウッドベースを弾かれていたため、楽器・音楽のことも詳しくいろいろ教えていただきました。
四国と東京でちょっと遠いので一度もお会いできませんでしたが、今思うとどうにか機会を作ってお会いしておけば良かったとつくづく思います。
すいません。ついついいろいろ書いてしまって...

お言葉に甘え、今後また"ジャズの話"させていただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。





by baikinnmann (2015-12-22 21:05) 

dora

こんにちは、baikinnmannさん。

manaさんはお酒が好きでしたね。
だからお礼は地酒が一番です。
実は私も日本酒党なんですよ。

manaさんのピアノ・トリオのレビュー。
そんなことでベーシストを見る目が一番厳しかったですね。
ちょっと違う観点からトリオを聴いていたと思います。
だからこそ的を得た鋭い批評が出来ました。

去年の秋に私のHP15周年記念オフ会を開きました。
その時にmanaさんも誘ったんです。
でもちょうど窯入れの時と重なってしまって残念でした。
手術後初めての窯入れということで張り切っていましたが・・・。

毎年5月の連休にジャズ友が集まる機会があります。
baikinnmannさんもいかがですか。
四国は遠いけれど大阪から毎回参加する人もいますよ。

by dora (2015-12-23 16:31) 

baikinnmann

ドラさん 
ジャズ友の会へのお誘いのお言葉ありがとうございます。
当面、九州の実家の用事がいろいろとあるので、難しいかなと思いますが、そのうちにチャンスがあればお伺いしたいと思います。
by baikinnmann (2015-12-26 14:37) 

dora

>baikinnmannさん

実家が九州ですか。
それなら焼酎ですよね。(笑)

まだ続くと思いますのでいつでも参加して下さい。
こちらにお出での際は是非ご一報を。
一杯飲みながらジャズ談義でもしましょう。
by dora (2015-12-27 10:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0