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BEN WOLFE QUINTET / LIVE AT SMALLS [Jazz Bass]

*BEN WOLFE QUINTET / LIVE AT SMALLS

sonet223.jpg

ben wolfe(b), luis perdomo(p), gregory hutchinson(ds),
marcus strickland(ts), ryan kisor(tp)
2011/Smalls Live/

1 Block 11
2 For The Great Sonny Clark
3 Telascope
4 Contraption
5 Unjust
6 I'll Know You More
7 Double Czech
8 Coleman's Cab
9 The Trade

ベーシスト、ベン・ウルフ・クインテットのライブ盤です。
ベンはハリー・コニック・Jr(p,vo)、ウィントン・マルサリス(tp)、ダイアナ・クラール(p,vo)等と共演しています。

今作はメンバーに惹かれたところがあります。
しばらく名前を見なかったライアン・カイザー(tp)とマーカス・ストリックランド(ts)のフロント2管。
ラテン系ピアニストのルイス・ペルドモに注目のグレゴリー・ハッチンソン(ds)が参加していました。

全9曲はベン・ウルフのオリジナルで全体的には一筋縄ではいかない曲が並んでいます。
作曲家、アレンジャー、コンポーザーとしての才能もあります。
(2)はどこかで聴いたことがある曲調だと思ったら「FOR THE GREAT SONNY CLARK」の題名でした。
ソニー・クラークは日本では「クール・ストラッティン」が大人気ですがアメリカではイマイチと聞いています。
こういうのが出てくると嬉しいですね。

やはりハジケ具合、ひねくれ具合で面白いのはストリックランドとハッチンソンでした。
予想外のソロを響かせるストリックランドにビシバシと煽りまくるハッチンソンは刺激的です。
1曲目の「BLOCK 11」から二人の魅力が全開しています。
この二人と比較的オーソドックスなスタイルのカイザーとペルドモの対比が面白いです。
間に入ったベンがどのようにまとめているのかが聴きどころになります。
(4)「CONTRAPTION」にはこのグループの色んな要素が入っていて10分超の一番の長丁場です。
(3)「TELESCOPE」、(5)「UNJUST」は親しみのあるテーマで聴き易いです。
(6)「I'LL KNOW YOU MORE」はストリックランドのワン・ホーンでただ1曲のバラード。
(8)「COLEMAN'S CAB」はベース・ソロから入るラテン調の曲でペルドモのピアノが生きます。
録音状態はかなり雑な感じ、特に主役のベース音が聴きにくいのが難点です。

ニューヨークの「SMALL」では毎夜このようなライブが繰り広げられているかと思うと興奮しますね。
この「Smalls Live」はコンテンポラリーなジャズ・ライブを聴くには見逃せないレーベルです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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