So-net無料ブログ作成
検索選択

THE COOKERS / THE CALL OF THE WILD AND PEACEFUL HEART [Jazz Group]

*THE COOKERS / THE CALL OF THE WILD AND PEACEFUL HEART

image1186.jpg

eddie henderson(tp), david weiss(tp),
donald harrison(as), billy happer(ts),
george cables(p), cecil mcbee(b), billy hart(ds)
2016/Smoke Sessions/

1 The Call Of The Wild And Peaceful Heart (B.Harper)
2 Beyond Forever (G.Cables)
3 Third Phase (C.McBee)
4 Teule's Redemption (B.Hart)
5 If One Could Only See (B.Harper)
6 Blackfoot (G.Cables)
7 Ocearn Of Time (B.Hart)
8 Thy Will Be Done (B.Harper)

「THE COOKERS」の2枚目のアルバムです。
1枚目は見逃してしまいました。
超ベテラン7人のセプテットです。
エディ・ヘンダーソン(tp)、デヴィッド・ウェイス(tp)、
ドナルド・ハリソン(as)、ビリー・ハーパー(ts)、
ジョージ・ケイブルス(p)、セシル・マクビー(b)、ビリー・ハート(ds)です。
みんな現役で元気に頑張っているのが嬉しいです。

メンバーを見ただけでお腹がいっぱいになる感じがしましたが予想通りでした。
全8曲は全てメンバーのオリジナルトータル74分の長丁場です。
アレンジャーはハーパーとウェイスの二人・・・重厚なサウンドです。
最も気合が入っているのは表題曲の(1)だけど今の私には少々重たい感じがした。
全体的にほぼ同じような傾向の曲目が続くので疲れてしまいました。

私的ベストは(5)のバラードでここでのヘンダーソンとケイブルスが素晴らしい。
次点はストレートでスマートに展開する(6)でケイブルスとハートが聴きどころになりました。
(7)ではウェイスの突き抜けるトランペットとモーダルなソロを聴かせるハリソンが良かった。
最初と最後の曲でハーパー節が満喫出来ました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

ARCHIE SHEPP QUARTET / TRUE BLUE [Jazz Tener Sax]

*ARCHIE SHEPP QUARTET / TRUE BLUE

image467.jpg

archie shepp(ts,vo)
john hicks(p), gorge mraz(b), billy drummond(ds)
1999/venus/

1 Lonnie's Lament
2 Everytime We Say Goodbye
3 Time After Time
4 All Or Nothing At All
5 But Beautiful
6 Que Reste-T-Il De Nos Amours
7 Blue Train
8 A Little Surprise For The Lady
9 I Want To Talk About You

フリー・ジャズ・ファンにとってはこんな軟弱なシェップは聴きたくないでしょうね。
でも私にしたらちょうどいい案配です。
フリー出身のプレイヤーは音に力があって、時にフリー・トーンを交えて、ひと味違ったバラードが楽しめるので私は好きです。
今回の聴き直しでは(3)「Time After Time」が良かった。

「レビュー時のコメント」
アーチー・シェップのバラードシリーズの3作目ですが、さすがにその存在感は圧倒的です。
今、これだけ迫力のあるテナーを吹ける人はほとんどいませんね。
ジョージ・ムラツのベースは聴かせます。
個人的には、シェップのボーカルは勘弁してほしいです。

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

HARRY ALLEN QUARTET / SOMETHING ABOUT JOBIM [Jazz Tener Sax]

*HARRY ALLEN QUARTET / SOMETHING ABOUT JOBIM

image1185.jpg

harry allen(ts),
helio alves(p), odolfo stroeter(b), tutty moreno(ds)
guest:joyce (vo,g) (2,5,10)
2015/Stunt/

1 Dinzi
2 Chovendo Na Roseira
3 Captain Bacardi
4 Sue Ann
5 Theme For Jobim
6 Mojave
7 Falando De Amor
8 Antigua
9 Angela
10 Voce Vai Ver
11 Tema Jazz

ずっと気になっていたハリー・アレン(ts)の作品です。
加えて鮮やかな黄色のジャケットも印象に残っていました。
共演にヘリオ・アルヴェス(p)、ゲストはジョイス(vo,g)、とくればどうしても聴いてみたかった。
ジョビンを取り上げた作品ですが聴き易いボサノバ盤とは一線を画してそう甘くないです。
ハリーの上手さが際立つ硬質なジョビン作品集に仕上がました。
ゲストのジョイスは3曲に参加してしていて独特の味をを持つヴォーカルが心に響きます。
さらに特筆すべきは才人ヘリオ・アルヴェスのピアノが各所で輝きを放ちます。
特に(6)「Mojave」におけるプレイが聴きどころでハリーとのコラボレーションも素晴らしいです。
ハリー、ヘリオ、ジョイス・・・3人の名手が織りなす究極のジョビンが聴けました。
名盤だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(中間系)

ERIC REED TRIO / IMPRESSIVE & ROMANTIC [Jazz Piano]

*ERIC REED TRIO / IMPRESSIVE & ROMANTIC

image466.jpg

eric reed(p), ron carter(b), al foster(ds)
2004/M&I JAZZ/

1 Out Of The Past
2 I Let A Song Go Out Of My Heart
3 I Want To Be Happy
4 Can't Help Singing
5 Miles Ahead
6 Johnny Guitar
7 Loose Bloose
8 So In Love
9 Blues In The Night
10 Blah, Blah, Blah
11 It's Easy To Remember

エリック・リードの切れ味鋭い美しいピアノが聴けました。
メロディ・メーカーとしてのリードの真の姿がここにあります。

「レビュー時のコメント」
アメリカ期待のピアニスト、エリック・リードのこの組み合わせは「クレオパトラの夢」に続いて2作目になります。
スタンダード作品集。
私は馴染んだ分だけ前作よりも上という印象を持ちましたがどうでしょうか。
-THE GREAT COMPOSERS WE LOVE-という副題が付いていてスタンダード中心でオリジナルはありません。
超ベテランの二人のサポートでエリックのメロディアスな部分にスポットを当てた作品だと思います。
若手のプレイヤーに良く知られたベテランを組み合わせるのはよくあることですね。
この方法は一般的に安定感と安心感は持てますが反面刺激が少なくなります。
それでも買う側にとっても全然知らないプレイヤーの作品を買うのは勇気がいるので効果はあります。
私なども一人でも知った人がいないと躊躇してしまうのも事実ですから。
若手とベテランが刺激し合ってうまくいけば最高、しかし若手がベテランに気を使う形になる場合も多いです。
私としてはエリック・リードならメンバーに中堅、若手を配してより刺激的なピアノ・トリオが聴きたかったです。

ロン・カーターとアル・フォスターの強力なサポートがさらにテンションを高める。
テンダーでピアニスティックな面をみせるエリック、まさに現在最高のマスターズによるピアノ・トリオの傑作だ。
(帯中よりの抜粋)

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

TERRASSON & BELMONDO / MOTHER [Jazz Duo]

*TERRASSON & BELMONDO / MOTHER

image1184.jpg

jacky terrasson(p), stephane belmondo(tp,flh),
2016/Impulse/

1 First Song (C.Heden)
2 Hand In Hand (J.Terrasson)
3 Lover Man (J.Davis/R.Ramirez/J.Sherman)
4 La Chanson D'he'le'ne (P.Sarde/J-L.Dabadie)
5 In Your Own Sweet Way (D.Brubeck)
6 Pic Saint-Loup (J.Terrasson/S.Belmodo)
7 Mother (J.Terrasson)
8 Fun Keys (J.Terrasson)
9 Les Valseiuses (S.Grappelli)
10 Souvenirs (S.Belmondo)
11 You Don't Know What Love Is (D.Raye/G.Depaul)
12 Pompignan (J.Terrasson/S.Belmondo)
13 You Arev The Sunshine Of My Life (S.Wonder)
14 Que Reste-T-Il De Nos Amours (L.Chauliac/C.Trenet)

ジャッキー・テラソン(p)を聴くのも久し振りです。
ベテラン・トランぺッターのステファン・ベルモンドとのデュオ作品に興味を惹かれました。
トランペット&ピアノはルビー・ブラフ(cor)とエリス・ラーキンス(p)以来気になる組み合わせです。

内容はほぼ予想が付きました。
予想通り、しっとりとした落ち着いた流れです。
全14曲は多彩な選曲で1分前後が3曲、長くても5分ほどで変化に富んでいて飽きさせません。
テラソンとベルモンドの濃密なコラボレーションが聴きどころになりました。
秋の夜長にじっくりと聴くには最適なアルバムだと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

JUNIOR MANCE TRIO+1 / YESTERDAYS [Jazz Piano]

*JUNIOR MANCE TRIO+1 / YESTERDAYS

image465.jpg

junior mance(p), chip jackson(b), jackie williams(ds)
eric alexander(ts)
2001/M & I/

1 Willow Weep For Me
2 Yesterdays
3 Georgia On My Mind
4 C.Jam Blues
5 Summertime
6 Something
7 Cry Me A River
8 Blue Monk
9 What Are You Doing The Rest Of Yiour Life

今作はジュニア・マンスの粘りつくような真っ黒なピアノが聴きどころになりました。
その強烈なブルース・フィーリングにエリック・アレキサンダーが立ち向かう。

「レビュー時のコメント」
ジュニア・マンス(p)の新作は日本人プロデューサーによるスタンダード作品集です。
やはり、根っこにあるのはブルース・フィーリングですね。
ここでも独特の粘りのあるプレイを聴かせてくれています。
ゲストのエリック・アレキサンダー(ts)は抑えたプレイで珍しいです。
かなり我慢した感じですがやや欲求不満とみましたがどうでしょうか。

シンプルな表現の奥深さ、軽やかでセンシティブなプレイ!
エリック・アレキサンダーをゲストにマンスの魅力が100%!!
(帯中よりの抜粋)

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

DUSKO GOYKOVICH & SCOTT HAMILTON / SECOND TIME AROUND [Jazz Trumpet]

*DUSKO GOYKOVICH & SCOTT HAMILTON / SECOND TIME AROUND

image1183.jpg

dusko goykovich(tp', scott hamilton(ts),
bernhard pichi(p), rudi engel(b), michael keul(ds)
2015/Oganic/

1 A Baptist Beat (H.Mobley)
2 Recardo Bossa Nova (D.Ferreira)
3 You're My Everything (H.Warren/J.Young/M.Dixon)
4 Lotus Blossom (K.Dorham)
5 I Faall In Love Too Easily (J.Styne/Sammy Cahn)
6 Blues For Gianni B (D.Goykovich)
7 Pra Machucar Meu Coracao (A.Brroso)
8 Love For Sale (C.Porter)
9 Luicy Lucy (H.Silver)

ダスコ・ゴイコビッチ(tp)とスコットハミルトン(ts)の共演は2枚目になるようですね、
この二人の共演となれば内容はほぼ予想がついてしまいます。

予想通り、全編を覆うゆったりとしたノリはまさに大人の味です。
全9曲は二人の共演が7曲、ゴイコビッチとハミルトンのワン・ホーンが各1曲づつ。
つまり1枚で3度美味しい優れものに仕上がりました。
ベストはハミルトンのワン・ホーンのバラード(7)でこれが実に素晴らしい。
2番手がゴイコビッチのワン・ホーンのバラード(5)です。
この2曲の為に買っても惜しくないと思います。
他にも魅力的な曲が並んでいるのでベテランの味を楽しむには最適のアルバムです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

McCOY TYNER QUINTET / PRELUDE AND SONATA [Jazz Piano]

*McCOY TYNER QUINTET / PRELUDE AND SONATA

image464 (1).jpg

joshua redman(ts), antonio hart(as),
mccoy tyner(p), christian mcbride(b), marvin"smitty"smith(ds)
1995/Key's Stone/

1 Prelude In E Minor Op.28, No.4
2 Loss Of Love
3 Contemplation
4 For All We Know
5 I'll Wait For You
6 Soul Eyes
7 Smile
8 Good Morning, Heartache
9 Piano Sonata No.8 In C Minor

マッコイ・タイナー(p)の今作は当時の新進気鋭のジョシュア・レッドマン(ts)の参加が最大の焦点。
期待通りジョシュアは各所で才能溢れる演奏を聴かせてくれました。
クリスチャン・マクブライド(b)とアントニオ・ハート(as)も気鋭の若手として注目されていました。

「レビュー時のコメント」
ショパンの”プレリュード”、ベートーヴェンの”ソナタ”を驚異のメンツが見事なジャズに変えた。
(帯中よりの抜粋)

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

WILLIE JONES Ⅲ / GROUNDWORK [Jazz Drums]

*WILLIE JONES Ⅲ / GROUNDWORK

image1182.jpg

willie jones (ds),
eric reed(p), buster williams(b), warren wolf(vib)(1,2,4,6,7,8),
eddie henderson(tp)(2,4,7,8), stacy dillard(ts)(2,3,4,5,7,8,), steve davis(tb)(2,4)
2016/WJ3/

1 Git'cha Shout On (E.Reed)
2 Hindsight (C.Walton)
3 Dear Blue (F.Wempe)
4 Toku Do (B.Williams)
5 Charity (S.Irvy)
6 Groundwork (C.Walton)
7 New Boundary (E.Reed)
8 Jamar (R.Penland)

地味ながら堅実なドラマー、ウィリー・ジョーンズⅢの自主制作盤です。
ウィリーはあわてず騒がずの安定したドラマーでルイス・ナッシュと同じマックス・ローチ系のドラマーです。
特にシンバルの使い方が上手だと思います。
全8曲はメンバーのオリジナル3曲、シダー・ウォルトン2曲、その他3曲の構成です。

ここでの決め手は明らかにエリック・リード(p)だと思いました。
随所で目立つリードのピアノが聴きどころです。
特にバラード(4)「Dear Blue」でのリードが群を抜いて良かった。
次点は注目していたウォーレン・ウォルフ(vib)をフューチュアーした(6)「Groundwork」です。
ただ他の曲は平均的でいまひとつインパクトがありませんでした。
地味なリーダーの特徴がそのまま出てしまった感じかな。

(中間系)

NIELS LAN DOKY & TRIO MONTMARTRE / CASA DOLCE CASA [Jazz Group]

*NIELS LAN DOKY & TRIO MONTMARTRE / CASA DOLCE CASA

image463.jpg

niels lan doky(p), lars danielsson(b), jeff boudreaux(ds)
2002/Key'stone/

1 Tu Si Na Cosa Grande
2 La Vita E Bella (Life Is Beautiful)
3 Estate
4 Medley:Prelude~Caruso
5 Che Vuo Sape (What Do You Wantb To Know)
6 Love Theme From "The Godfather"
7 Ave Maria
8 "K.S"
9 Che Ore So (What Timeb Is It)
10 Casa Dolce Casa (Home Sweet Home)
11 Il Volo (My Love)

メロディアスで美しいピアノが聴けました。
硬質で緊張感漂うサウンドが素晴らしい。

「レビュー時のコメント」
ニルス・ラン・ドーキー(p)が率いるトリオ・モンマントルのセカンド・アルバムだそうです。
イタリアをモチーフにした作品ですが洗練された美しいアレンジが魅力的です。
ヨーロッパ・ピアノ独特の叙情感としなやかなタッチを持っています。
私としてはかなりお気に入りのピアノ・トリオになりました。

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)