So-net無料ブログ作成
Jazz Piano ブログトップ
前の10件 | -

BILL MAYS TRIO / SUMMER SKETCHES [Jazz Piano]

* BILL MAYS TRIO / SUMMER SKETCHES

image538.jpg

bill mays(p), martin wind(b), matt wilson(ds)
2001/Palmetto Records/

1 Summer Night
2 Estate
3 Fireflies
4 Indian Summer
5 Summer Sketch
6 (Gotta Go To) Summer School
7 Early August
8 The Things We Did Last Summer
9 Summer Serenade
10 Once Upon A Summertime

そろそろオルガン聴きに一区切りをつけて次に進もうかと考えています。
私はサックス系が好きなのでそれが一番かと思えばやはりピアノの数には負けている。
それだけピアニストの作品が多いということですね。
新譜も中古も見る時にはまずはテナー・サックス~アルト・サックスの順になります。
それでも気になるピアノ・トリオのアルバムが徐々に増えてきています。
まだ未紹介の作品が何枚かあるので、しばらくはそれを紹介しようと思いました。

今作はビル・メイズ・トリオの2001年の作品です。
全10曲は夏にちなんだ曲が並んでいて自身のオリジナルは(3)の1曲だけです。
ちょっと季節外れのような気がしますが夏の思い出を偲ぶには秋がちょうど良いかもしれませんね。
メイズのタッチはとても優しくて柔らかくて美しい、また格調高く上品でもあります。
心が洗われるような清らかで滑らかな旋律・・・メイズの良さはそれに尽きると思います。
いつでも穏やかで落ち着いたひと時を与えてくれます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

nice!(0)  コメント(0) 

TARDO HAMMER TRIO / SWINGING ON A STAR [Jazz Piano]

* TARDO HAMMER TRIO / SWINGING ON A STAR

image1229.jpg

tardo hammer(p), lee hudson(b), steve williams(ds)
2017/Cellar Live/

1 Gone (G.Evans)
2 Number Uno (C.Davis)
3 Swinging On A Star (J.Van.Heusen)
4 Samba Do Brilho (G.Vergueiro)
5 How Are Things In Glocca Morra (Lane/Harburg)
6 Little Willie Leaps (M.Davis)
7 I Found A Million Dollar Baby (H.Warren)
8 Ballad For Very Tired And Sad Lotus Eaters (B.Strayhorn)
9 Monk's Dream (T.Monk)

タード・ハマー(p)のリーダー作を買ったのは初めてです。
もちろんその名前は何枚かの参加アルバムで聴いているので知っていました。
ただ正直なところハマーのピアノはあんまり印象に残っていません。
安定感はあるけれど刺激的でないのがその理由だと思います。

自己のトリオならどうかなと思って手が伸びました。
全9曲に自身のオリジナルはなくてトータル46分は短く構成は今ひとつです。
もう2、3曲は欲しいところなのでやはりオリジナルがあると良かった。
端正で落ち着いた演奏を聴かせているけど何か物足りない部分が残りました。
何だろうね?・・・大人しくて真面目・・・弾けた部分が少ないからかな。
そんな中でビリー・ストレイホーンのバラード(8)が聴きどころになりました。
静かに語りかけるようなピアノが素晴らしいです。
ここがハマーの神髄だと思います。
バリー・ハリス系と言われているようですが確かにそうかなと思わせるところはあります。

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

GABRIEL LATCHIN TRIO / INTRODUCING [Jazz Piano]

* GABRIEL LATCHIN TRIO / INTRODUCING

image1228.jpg

gabriel latchin(p), tom farmer(b), josh morrison(ds)
2017/Alys Jazz/

1 Carlora (G.Latchin)
2 It Had To Be You (I.Jones/G.Kahn)
3 Lover Man (J.Davis/R.Ramirez/J.Sherman)
4 Off The Latch (G.Latchin)
5 Lush Life (B.Strayhorn)
6 Trane Hopping (G.Latchin)
7 If I Only Had A Brain (H.Arlen/E.Y.Harburg)
8 Stompin' At The Savoy (E.Sampson)
9 Easy To Love (C.Poter)
10 Can't We Be Friends (P.James/K.Swift)
11 Blues For Billy (G.Latchin)

ガブリエル・ラッチンと読めばいいのかな、初見です。
いかにもイギリス紳士風な端正な佇まいに惹かれました。
めったにイギリスのピアニストを聴くこともありません。
ブリティッシュ・ジャズといえばタビー・ヘイズ(ts)の大ブームがまだ記憶に残っています。
ヨーロッパにも独特のお国柄がありますがイギリスもその例の漏れません。
ジャズでもアメリカとヨーロッパ大陸との懸け橋になっています。
雰囲気的にはウェスト・コースト・ジャズに近いのではと思っています。

今作は全11曲、自身のオリジナル4曲とその他スタンダード7曲の構成です。
バランスはいいと思いました。
明るく爽やかでスマートなピアノが聴けました。
特にオリジナルでのポップな演奏が新味でここが一番の聴きどころになると思います。
まだ若いのでこれからの精進を期待しています。
ちなみに私は「イントロデューシング~」という表題名に弱いです。
初アルバムなので音楽性を探るには最適だし、内容も充実していることが多いです。

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS [Jazz Piano]

* HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS

image511.jpg

kenny dorham(tp), hank mobley(ts),
hirace silver(p), doug watkins(b), art blakey(ds)
1954-55Rec/Blue Note/

1 Room 608
2 Creepin' In
3 Stop Time
4 To Whom It May Concern
5 Hippy
6 The Preacher
7 Hankerin'
8 Doodlin'

「ホレス・シルバー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」と冠した最初で最後の作品かな。
今作は同メンバーの2つの録音をカップリングさせたものです。
アート・ブレイキー(ds)との双頭バンドだったけど、1曲を除いて全てシルバーの作曲なのでシルバーが中心だったことは明らかです。
ビ・バップからハード・バップへの過渡期の作品として重要だと思います。

この後56年にはシルバーがメンバー全員を連れて独立します。
たった一人残されたブレイキーにはジャズ・メッセンジャーズの名前だけが残されたという話は悲惨だけど面白いと思います。
次にメッセンジャーズが注目されるのは58年に第一期黄金時代がやってきてからです。
リー・モーガン(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、ボビー・ティモンズ(p)の参加でファンキー・ジャズの大ヒット、大フィーバーとなりました。

ホレス・シルバーはシルバー節と呼ばれ、ファンキー・ピアノの代名詞になっています。
作曲能力にも優れていて、ヒット曲も数多いです。
独立後はホレス・シルバー・クィンテットとしてブルー・ノートに数多くの作品があります。
メンバーはやや小粒ですがそのサウンドは中々個性的です。
良くも悪くも彼のワンマン・コンボで、終始一貫ファンキー・スタイルでやり通しましたから、 最後はみんながあきてしまったというのが、本当のところでしょうね。

ジャズには緊張感が必要だという意見も多いですが、私は気楽に聴けるジャズも結構好きです。
その点、ホレス・シルバーなら何の問題もありません。
ここでの(8)「Doodlin'」はファンク・ジャズのはしりの名曲、名演だと思っています。

終わりに一言、「ジャズ・メッセンジャーズ」の名前は、永遠に不滅です。」
「あーぁ、惜しいことをした」、これ、ホレス・シルバーの独り言です。

FRANCO D'ANDREA TRIO / TRADITIONS TODAY [Jazz Piano]

*FRANCO D'ANDREA TRIO / TRADITIONS TODAY

image1217.jpg

franco d'andrea(p), daniele d'agaro(cl), mauro ottolini(tb)
2017/Parco Della Musica Records/

CD1-Live Session
1 The Telecasters/Afro Abstraction/I Got Rhythm
2 Basin Street Blues
3 Via Libera
4 Naima
5 Muskrat Rumble/King Poters Stomp/Grapes
6 Saint Louis Blues/I've Found A New Baby
7 Staccato 1

CD2-Studio Session
1 m2+M3
2 Savoy Blues
3 I Got Rhythm
4 Lychees
5 Staccato 2
6 m2+M3 (Alternate Take)
7 Savoy Blues (Alternate Take)
8 Lychees (Alternate Take)

イタリアのベテラン・ピアニストのフランコ・ダンドリアを久々に聴きました。
ピアノ、クラリネット、トロンボーンの組み合わせって珍しいですね。
それでどんなものかと思って手が伸びました。

ダンドリアが考えるジャズの伝統とはこういうものか。
それを具体的に表現した作品になっています。
ライブ録音とスタジオ録音の2CDです。

1920年代、30年代、うらぶれた小さな酒場のホンキー・トンクなピアノでこんなジャズが演奏されていた。
ブルース、ブギウギ、チャールストン、スイング、特にブルースは古典的な3曲が選曲されています。
ダンドリアのストライド・ピアノが聴きどころで表題の「Tradition Today」がピッタリです。
でもやっぱり私はハード・バップ以降のモダン・ジャズの方が好きだけど・・・回帰型ジャズは向いていません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

NAJPONK TRIO / AND TENER TITANS [Jazz Piano]

*NAJPONK TRIO / AND TENER TITANS

image1216.jpg

ondrej stveracek(ts), osian roberts(ts),
najponk(p), taras voloschuk(b), marek urbanek(ds)
2017/Gats/

1 Introdiction By Glenn Spicker
2 All Crean (D.Gordon)
3 Rhythm-a-Ning (T.Monk) / dedicated to Hans Groiner
4 Take The Coltrane (D.Ellington)
5 Blue Monk (T.Monk) / dedicated to Hans Groiner
6 Impressions (J.Coltrane)
7 All Crean (D.Gordon) - afternoon rehearsal take

もう10年位前になるのかな、チェコのナイポンク・トリオが大きな話題になったのは。
ナイポンクが紹介されるや否や確かな実力と個性的な名前で日本のピアノ・ファンを席巻してしまった。
バド・パウエル系のジャズの王道をいくピアニストで、メリハリのある切れ味鋭い演奏が素晴らしいです。
どれを聴いても間違いないという安定感と安心感があって聴き味がとても良いです。
やはり大人気のようで毎年新作も次々に発売されています。

ジャケットを見た途端に「これはいいぞ」という予感がありました。
3週間前に紹介したばかりのチェコのOndrej StveracekとイギリスのOsian Robertsの2テナーの競演です。
企画は日本の「ガッツ・プロダクション」なので演出もバッチリと決まりました。
テナー二人の個性がハッキリしているので聴いていて面白かったです。
共にコルトレーン系でパワフルであるけれどOndrej Stveracekは切れ味、Osian Robertsはうねるテナーが特色です。
デクスター・ゴードン(ts)を彷彿とさせる豪快さも持っています。
そのデックスの1曲目の「All Crean」でギュッと心を鷲づかみにされました。
(7)「Impressions」では二人の個性が浮き上がる・・・ナイポンク・トリオの素晴らしいバッキングにも注目です。
チェコ・ジャズの最高峰が聴けたと思います。
テナー・バトルの作品は数多く存在しているけれど、これもまた記憶に残る一枚になりました。
最後にリラックスしたリハーサルの1曲が加えられているのもプロデューサーの心の中が見えるようです。
雰囲気がいいので「どうしてもお蔵入りにしたくはなかった」という気持が・・・。

なお(3)と(5)の2曲はモンク研究のオーストリアのピアニスト、ハンス・グロイナーに捧げるものになっています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

RICHARD WYANDS TRIO / LADY OF THE LAVENDER MIST [Jazz Piano]

*RICHARD WYANDS TRIO / LADY OF THE LAVENDER MIST

image500.jpg

richard wyands (p), peter washington (b), kenny Washington (ds)
1998/Venus Records/

1 Softly,With Feeling
2 Flamingo
3 When I Falling Love
4 So In Love
5 Lady Of The Lavender Mist
6 I Didn't Know What Time It Was
7 Born To Be Blue

リチャード・ワイアンズ(p)は1928年生まれの現在88歳になりますが健在のようです。
ワイアンズもまた日本のピアノ・トリオ・ファンには人気のあるピアニストだと思います。
私にとってもアルバムを見かければ「買ってみようか」と思わせる人でもあります。

ワイアンズは地味で控えめで目立たない存在ですね。
若い頃はエラ・フィッツジェラルドやカーメン・マクレーの歌の伴奏を務めていました。
裏方に徹して、決して目立たず、ただひたすらに歌手をバック・アップする。
それがワイアンズの地味な性格にもピッタリだったのではないかな。
そんなこともあってキャリアの割にはリーダー作も少なくて多分10枚に満たないと思います。
寡作家の典型なのでどの作品も貴重になります。

ケニー・バレル(g)やジジ・グライス(as)との共演で徐々に知られるようになってきました。
大向こうを唸らせるようなプレイはしないけれど、そのやさしくて暖かい音色に惹かれます。
今作はワイアンズの最後のリーダー作です。
ワイアンズが70歳、日本で制作されました。
安心感、安定感があって日本のジャズ・ファンの趣味の良さを感じさせる一枚です。

(中間系)

JOHN HICKS QUARTET / NAIMA'S LOVE SONG [Jazz Piano]

*JOHN HICKS QUARTET / NAIMA'S LOVE SONG

image496.jpg

john hicks(p),
bobby watson(as), curtis lundy(b), victor lewis(ds)
1988/DIW/

1 Elementary My Dear Watson
2 Someday Soon
3 Soul Eyes
4 On The One
5 Pent-Up House
6 Naima's Love Song

ジョン・ヒックスもまた日本で人気のあるピアニストですね。
ジョン・ヒックスは1941年生まれ、2006年に64歳で亡くなっています。

ジョン・ヒックスを初めて知ったのは60年代のジャズ・メッセンジャーズの作品です。
当時としてはやや遅咲き、遅れてきたジャズ・ピアニストの一人と言えると思います。
チャールス・トリバー(tp)、ソニー・フォーチュン(as)、チコ・フリーマン(ts)、デビッド・マレイ(ts),
アーサー・ブライス(as)、ファラオ・サンダース(ts)といった一癖あるミュージシャン達と共演。
私はこの頃のヒックスが一番刺激的で好きだったです。
90年代になるとメインストリーマーとしてあちこちに引っ張りだこの人気ピアニストになりました。

さてここは強力で好みのメンバーが揃いました。
こういう写真ジャケはいいですね。
左からカーティス・ランディ(b)、ヴィクター・ルイス(ds)、ジョン・ヒックス(p)、ボビー・ワトソン(as)です。
内容は推して知るべしの骨太の演奏が詰まっています。
4人がガッチリと決まった重厚で切れのあるサウンドはもうたまりません。
特に才人ボビー・ワトソンは大好きなアルト奏者です。
ノンブレス奏法もマスターしていてライブでは延々と続く驚異的なソロも披露してくれます。
ワトソンのいつでも全力投球は強烈で彼の演奏を聴いているといつも心が熱くなります。
なお表題曲の「Naima's Love Song」はヒックスの代表曲です。

(中間系)

FUMIO KARASHIMA QUINTET / ジャズに生きる [Jazz Piano]

*FUMIO KARASHIMA QUINTET / ジャズに生きる

image1204.jpg

辛島文雄(p), 楠井五月(b), 小松伸之(ds),
池田 篤(as,ss), 岡崎正典(ts,ss)
2015/ats-music/

1 Brilliant Darkness
2 I Should Care
3 Open The Gate
4 Riverside Nobody
5 'Round Midnight

名実共に日本を代表するジャズ・ピアニストの辛島文雄さんが亡くなりました。
2月24日、膵臓がん、68歳でした。
辛島さんはエルヴィン・ジョーンズが率いる「ジャズ・マシーン」に起用されて一気に人気ピアニストになりました。
ジャズの荒波を超えてきた顔付きというか、一見天才的な容貌で近寄りがたい感じがします。
でも実際は気さくな人でとてもファンを大事にする人でした。
私も何度か話をする機会がありましたがホントにやさしく接してくれたものです。
そんな辛島さんですが一旦ピアノに向けば物凄い圧倒的な演奏を聴かせてくれました。

私が一番好きだったのは2000年代初めのピアノ・トリオです。
天才ドラマーの呼び声が高かった奥平慎吾さんと実力ナンバー・ワン・ベーシストの井上陽介さんの組み合わせ。
このトリオが素晴らしかったです。

さて今作は闘病中の辛島さんを支援するために急遽作られたCDです。
収益金は全て辛島さんの治療費に充てられるというものです。
そういうことならと私もお付き合いさせてもらいました。
老舗ライブ・ハウスのピット・インの2013~2014におけるライブ盤です。

メンバー編成には特にうるさい辛島さんが選んだジャズ・メンに間違いはありません。
急ごしらえとはいえ充実した内容が詰まっていました。
たった5曲ですがトータル73分にも及ぶ熱演です。
各メンバーの好演もあり、辛島さんの気を抜くところがなく、いつでも全力投球の姿勢が垣間見えます。
熱烈なファンも数多くいる本当に素晴らしいミュージシャンでした。
カムバックしてつい最近まで演奏されていたので復活を期待しましたが残念ですね。
ご冥福をお祈りいたします。

涙なくしては聴けないアルバムになるかもしれません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

GIOVANNI MAZZARINO LATIN SEXTET / RETRATO [Jazz Piano]

*GIOVANNI MAZZARINO LATIN SEXTET / RETRATO
feat. Francesco Cafiso

image1202.jpg

giovanni mazzarino(p), francesco cafiso(as,fl), dino rubino(tp,flh),
riccardo fioravanti(b), stefano bagnoli(ds), mimmo cafiero(per)
2013/Jazzy Records/

1 Cansado
2 Descanso
3 La Vida y la Muerte Bailan con la Cerveza en la Mano
4 Fiesta, Vida y Suerte
5 Beatriz (Edu Lobo) / Obilivion (A.Piazzolla)
6 Pablo (D.Rubino)
7 Mehace el Faver _Pues
8 Laguna de Cocha
9 Retrato
10 Una Noche a Medellin
11 Besame Mucho (C.Velasquez)

イタリアのベテラン・ピアニストのジョバンニ・マッツァリーノは初見です。
フランチェスコ・カフィーソ(as)の名前に引かれました。
カフィーソは収集対象ですがラテン・セクステットも面白そうです。

全11曲はマッツァリーノのオリジナル8曲とその他3曲の構成です。
アフロ・キューバン・サウンドですが全体的にちょっと硬いかなと思いました。
アフロ・キューバンのバラードは甘く切なくロマンティックなサウンドです。
でもイタリアのラテンは明るく爽やかな感じがします。
もっとやさしくやわらかな色気が欲しかったです。

もっとも録音時22歳のカフィーソでは仕方がないかもしれませんね。
ないものねだりというか、そこまで望むのは酷かな。
いかんせん、まだ若いですから。
でもそれを考慮してもカフィーソのソロは素晴らしいと思います。
鋭く突っ込んでくる音色は彼独自のもので、まるでキリのように鋭利なんだよね。
緩急自在な表現力も凄いです。
カフィーソには何としてもリー・コニッツを継ぐ存在になって欲しいと願っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

前の10件 | - Jazz Piano ブログトップ