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WYNTON MARSALIS QUINTET WITH STRINGS / HOT HOUSE FLOWERS [Jazz Trumpet]

*WYNTON MARSALIS QUINTET WITH STRINGS / HOT HOUSE FLOWERS

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wynton marsalis(tp), branford marsalis(ts), kent jordan(fl),
kenny kirkland(p), ron carter(b), jeff watts(ds)
1984Rec/CBS Sony/

1 Stardust
2 Lazy Afternoon
3 For All We Know
4 When You Wish Upon A Star
5 Django
6 Melancholia
7 Hot House Flowers
8 I'm Confession' (That I Love You)

ウィントン・マルサリスは現在世界で最も有名なトランぺッターでしょうね。
ジャズ・シーンだけでなくクラシック・シーンでも活躍中の稀有な存在です。
ジャズ・メッセンジャーズの衝撃的なデビューから早37年が過ぎました。
1961年生まれで今年で55歳になっています。
ジャズの最も古典的な地域のニューオリンズの出身です。
伝統的なジャズに回帰する新伝承派ジャスの旗手でもありました。
ジャズ・シーンにおける貢献度は計り知れず、後進の育成にも熱心です。
事実、ウィントンの元から育って行ったジャズ・メンも数多く存在します。

さて今作はグラミー賞受賞作の一枚です。
全8曲は1曲を除いてはスタンダード作品集、表題曲のみウィントンのオリジナルです。
ウィントンが抜群のソロ・パフォーマンスを聴かせてくれました。
完成度が高くて、これが23歳時の録音かと思うとただただ驚きです。
素晴らしい作品だと思います。
不思議なことにストリングス入りはなぜか日本での評価が低い傾向にあります。
なお惜しくも43歳で早世してしまったケニー・カークランドのピアノが聴けるのも貴重です。

(中間系)

MILES DAVIS QUINTET / MILES IN TOKYO [Jazz Trumpet]

*MILES DAVIS QUINTET / MILES IN TOKYO

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miles davis(tp), sam rivers(ts),
herbie hancock(p), ron carter(b), tony williams(ds)
1964Rec/CBS/

1 Introduction
2 If I Were A Bell
3 My Funny Valentine
4 So What
5 Walkin'
6 All Of You

私は今作をマイルスの数ある作品の中でも上位にランクしています。
それは取りも直さずサム・リバース(ts)の参加にあるからです。
リバースがトニー・ウィリアムス(ds)の紹介でマイルス・クインテットに参加したのわずか数か月間か。
マイルスとは音楽の方向性が違うのですぐに退団してしまいます。
リバースはこの後フリー・ジャズへと向かう。
ジョージ・コールマン(ts)からウェイン・ショーター(ts)へのほんの短いつなぎ役でした。
リバースが参加したたった一枚のマイルスの正規盤だけに本当に貴重です。
本作は元々はラジオ放送用に録音されたもののようで、これがレコード化されたのは5年後の1969年でした。

確かにリバースには異質、違和感があってマイルスが目指すグループの一体感とは違っています。
この時のリバースの心中はいかに?
でもリバースのお蔭でそれぞれがフリー・フォームに展開しています。
特にハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスのリズム・セクションが素晴らしいです。
これはもうモダン・ジャズ史上最高のリズムセクションと言えます。
(4)「So What」のバッキングを聴いているだけで背筋がゾクゾクとして寒気が襲ってくるほどです。
とんでもない演奏だと思います・・・もう「最高!!」のひと言です。
全体を通してアグレッシブなハンコック、カーター、ウィリアムスが凄い。

(まじめ系)

ATSUSHI KANNO TRIO / ATSUSHI KANNO TRIO [Jazz Trumpet]

*ATSUSHI KANNO TRIO / ATSUSHI KANNO TRIO

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atsushi kanno(tp), takashi ohashi(p), nobuyuki yano(b)
2017/YPM/

1 Swing That Music (1936/H.Garland&L.Armstrong)
2 Black And Tan Fantasy (1927/D.Ellington)
3 Liza (1929/G&I.Gershwin)
4 Lotus Bloosom (1967/B.Strayhorn)
5 You're Getting To Be A Habit With Me (1932/H.Warren&A.Dubin)
6 It Don't Mean A Thing (1932/D.Ellington&I.Mills)
7 Should It ? (1930/N.H.Brown&A.Freed)
8 Under A Blanket Of Blue (1933/J.Livingston&M.Symes, A.J.Neiburg)
9 Riverboat Shuffle (1924/H.Carmichael)
10 Do You Know What It Means To Miss New Orleans (1944/E.De.Lange&L.Alther)
11 Panama (1912/W.H.Tyers)
12 There's A Small Hotel (1936/R.Rodgers&L.Hart)
13 West End Blues (1928/J.K.Oliver)

帯中の”ほろ苦い大人のトラッドジャズ”に惹かれました。
トランぺッターの菅野淳史さんの名前は初めて聞きました。
中堅のジャズ・マンで名前を知らないというのも珍しいです。
私はモダン・ジャズが中心ですが菅野さんはデキシー&ニューオリンズ畑なので接点がなかったかも。

ここはトラディショナルな選曲が魅力だと思います。
1920年代と30年代が中心でめったに聴けない曲も入っていました。
大橋高志(p)さんと矢野伸行(b)さんとのドラムレス・トリオでのんびり、ゆったりとした気分になりました。
心地良いトランペットの音色と軽やかなスイング感の雰囲気は昼下がりのコーヒー・タイムにピッタリです。
静かに時間が流れていきます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(くつろぎ系)

DUSKO GOYKOVICH QUARTET / IN MY DREAMS [Jazz Trumpet]

*DUSKO GOYKOVICH QUARTET / IN MY DREAMS

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dusko goykovich(tp,flh)
bob degen(p), isla eckinger(b), jarrod cagwin(ds)
2001/ENJA/

1 In My Dreams
2 St.German De Pres
3 Sequoia Song
4 Introduction
5 Skylark
6 One Morning In May
7 All My Love
8 Little Theo
9 I Miss You So
10 Ballad For Belgrade*
11 All My Love*

ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)を聴くとホッとします。
ダスコの柔らかな音色に癒されるんです。
何も言うことはありません・・・ただただこのサウンドに浸っていたい。

「レビュー時のコメント」
ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)の新作は美しい旋律を持つバラード集です。GDになりました。
ダスコも今年で70歳だそうですが意欲的に演奏活動を行っています。
近年、若々しいプレイで好アルバムを連発しているのは驚きです。
ここでは全11曲中7曲がオリジナルで作曲家としての非凡な才能を見せてくれています。
円熟味を増したプレイは素晴らしいですね。心地良く胸の奥に染み込んできます。
バックのメンバーもボブ・デゲン(p)を筆頭に健闘していますよ。

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

TERELL STAFFORD QUINTET / FORGIVE AND FORGET [Jazz Trumpet]

*TERELL STAFFORD QUINTET / FORGIVE AND FORGET

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terell stafford(tp), tim warfield(ts),
kevin hays(p), greg williams(b), rodney green(ds)
2016/Herb Harris Music/

1 No,No,No (That Ain't The Way It Go)
2 A Two-Per To Fill
3 Forgive And Forget
4 The Owl Express
5 The Tint Train
6 Please Rest My Soul
7 No,No,No (That Ain't The Way It Go) Take 2
8 The Owl Local (No Passengers)
9 Some Many Second Chances

テレル・スタッフォード(tp)のリーダー・アルバムを買うのも久し振りです。
ジャズ仲間のGAKOさんが一押しだったので知るのは案外早かったと思います。
その後何枚かのシブい作品で聴いているし、日本公演のライブで見たこともあります。
真面目、端正、クールな佇まいですがラッパはよく鳴っていました。

そんなスタッフォードの王道をいくテナーとのフロント2管のクインテット作品です。
ここでの最大の興味は時代を担うピアニストの一人、ケヴィン・ヘイズの参加にありました。
先進のヘイズがストレートなネオ・ハード・バップでどんな演奏を聴かせてくれるのか?ってね。

ところで今作はハーブ・ハリス・レーベルで全曲ハーブ・ハリス作曲・アレンジになっています。
ハーブ・ハリスって誰?
ウィントン・マルサリス一派のサックス奏者でマーカス・ロバーツ(p)やリンカーン・センター・オーケストラの一員でした。
で、このハーブ・ハリスの作曲が素晴らしかったです。
多彩な曲想を持つ印象的な曲が続いたので「恐れ入り谷の鬼子母神」っていう感じで作曲能力に秀でています。
自分でやらないで人にやらせるところがいかにも自信ありげですね。
ウェイン・ショーター(ts)並みと言ったら大げさだけど、このハーブ・ハリスの曲って面白いです。

スタッフォードやティム・ワーフィールド(ts)も生き生きとして飛ばしています。
それにも増してやはりヘイズが素晴らしかったです。
ひと味違うバッキングとピアノ・ソロが聴きどころになりました。
ヘイズのリーダー作はいまひとつと思っている方々にも是非聴いてもらいたいと思います。
バップ・ピアニストとしての実力も確かで抜群の存在感を示しています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

BILL MOBLEY DUO/TRIO/QUARTET / HITTIN' HOME [Jazz Trumpet]

*BILL MOBLEY DUO/TRIO/QUARTET / HITTIN' HOME

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bill mobley(tp,flh),
kenny barron(p)(1,4), steve nelson(vib)(2,3,7,10,11), russell malone(g)(3,5,9),
essiet okon esiiet(b)(2,3,5,7,9,10,11), phil palombi(b)(6,8),
heather bennett(p)(7), clint mobley(per)(10), kevin norton(marimba)(8)
2016/Space Time/

1 The Very Thought Of You (R.Noble)
2 Walkin' (M.Davis)
3 Hittin' Home (B.Mobley)
4 My Romance (R.Rogers/L.Hart)
5 Jewel (B.Watson)
6 Old Milestones (M.Davis)
7 Lil' Red (H.Bennett)
8 Apex (M.Miller)
9 Peace (H.Silver)
10 Scene On Seine (X.Felgeyrolles)
11 Waltzin' Westward (H.Mebern)

ビル・モブレイ(tp)は初見、久々に新しいトランぺッターを聴いてみたいと思いました。
共演者にケニー・バロン(p)、スティーヴ・ネルソン(vib)、ラッセル・マローン(g)が名を連ねているのも興味を惹かれた。

全11曲は自身のオリジナルは1曲だけで選曲もかなり凝っています。
マイルス・デイビスが2曲含まれていることは彼がマイルスに傾倒していることを意味していますね。
聴いてみると確かにマイルスの影響も大きいけれど、感じとしてはチェット・ベイカーに近いのではと思いました。

ピアノ、ヴァイブ、ギターの三者三様のバッキングが楽しめ、さらにデュオ、トリオ、カルテットの演奏が楽しめます。
大徳用盤と言えます。
特にベース・ラインを重要視しているのか、ベーシストの存在感が大きく目立つ仕上がりになっています。
ベース・ラインが強調されているのでこれもまた今作の魅力の一つだと思います。
曲想豊かで変化に富んでいるので飽きずに一枚を聴き通すことが出来ました。
ビル・モブレイの音色はちょっとかすれるところがあって、暖かく、やさしい感じがします。
聴いていて疲れないのがいいです。
中々にシブいトランペット作品で隠れた名盤といえると思います。
「Space Time」というレーベルも初めてかも。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(中間系)

DUSKO GOYKOVICH & SCOTT HAMILTON / SECOND TIME AROUND [Jazz Trumpet]

*DUSKO GOYKOVICH & SCOTT HAMILTON / SECOND TIME AROUND

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dusko goykovich(tp', scott hamilton(ts),
bernhard pichi(p), rudi engel(b), michael keul(ds)
2015/Oganic/

1 A Baptist Beat (H.Mobley)
2 Recardo Bossa Nova (D.Ferreira)
3 You're My Everything (H.Warren/J.Young/M.Dixon)
4 Lotus Blossom (K.Dorham)
5 I Faall In Love Too Easily (J.Styne/Sammy Cahn)
6 Blues For Gianni B (D.Goykovich)
7 Pra Machucar Meu Coracao (A.Brroso)
8 Love For Sale (C.Porter)
9 Luicy Lucy (H.Silver)

ダスコ・ゴイコビッチ(tp)とスコットハミルトン(ts)の共演は2枚目になるようですね、
この二人の共演となれば内容はほぼ予想がついてしまいます。

予想通り、全編を覆うゆったりとしたノリはまさに大人の味です。
全9曲は二人の共演が7曲、ゴイコビッチとハミルトンのワン・ホーンが各1曲づつ。
つまり1枚で3度美味しい優れものに仕上がりました。
ベストはハミルトンのワン・ホーンのバラード(7)でこれが実に素晴らしい。
2番手がゴイコビッチのワン・ホーンのバラード(5)です。
この2曲の為に買っても惜しくないと思います。
他にも魅力的な曲が並んでいるのでベテランの味を楽しむには最適のアルバムです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

DOMINICK FARINACCI QUARTET / BESAME MUCHO [Jazz Trumpet]

*DOMINICK FARINACCI QUARTET / BESAME MUCHO

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dominick farinacci(tp)
adam birnbaum(p), peter washington(b), camen intorre, jr(ds) 
2004/M&I/

1 Ghost Of A Chance
2 Caminamos
3 It's All Right With Me
4 Besame Mucho
5 Al Di La
6 Libertango
7 Shmoove
8 Nostalgia
9 Jimmy Two Times
10 You Go To My Head
11 Dowan To The Wire

確かにドミニク・ファリナッチ(tp)のバラード奏法は素晴らしい。
見事に楽器コントロールしています。

レビュー時のコメント」
驚異のバラード吹き、天才児ドミニクが更に深味と輝きを増した。
(帯中よりの抜粋)

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

RYAN KISOR QUINTET / CONCEPTION [Jazz Trumpet]

*RYAN KISOR QUINTET / CONCEPTION

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ryan kisor(tp), sherman irby(as),
peter zak(p), john webber(b), willie jones Ⅲ(ds)
2008/Birds/

1 Cool And Hot
2 Line For Lyons
3 Conception
4 You Stepped Out Of A Dream
5 Enigma
6 I Remember You
7 All The Things You Are

ライアン・カイザー(tp)は収集対象です。
カイザーとシャーマン・アービー(as)のコンビネーションが聴きどころ。
(2)「Line For Lyons」と(6)「I Remember You」も良かった。

「レビュー時のコメント」
メンバーは「LIVE AT SMALLS」(2010)のライブ盤でも共演しているシャーマン・アービー(as)とピーター・ザック(p)、それにジョン・ウィーバー(b)、ウィリー・ジョーンズⅢ(ds)です。
演目には同じ「Cool And Hot」、「You Stepped Out Of A Dream」、「Enigma」などが含まれているので「LIVE AT SMALLS」のライブ盤の前哨盤になりました。

Swing Journal : ゴールドディスク

(くつろぎ系)

WOODY SHAW QUINTET / THE TOUR VOLUME ONE [Jazz Trumpet]

*WOODY SHAW QUINTET / THE TOUR VOLUME ONE

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woody shaw(tp), junior cook(ts),
ronnie mathews(p), stafford james(b), louis hayes(ds)
1976Rec/HighNote/

1 The Moontrane (W.Shaw)
2 Obsequious (L.Young)
3 Book's Bossa (W.Booker/C.Walton)
4 Ichi-Ban (R.Mathews)
5 Sun Bath (P.Stern)
6 Invitation (B.Kaper/P.Webster)

ウディ・ショウ(tp)の音源発掘盤です。
1976年3月のライブ盤でショウの息子さんが持っていた録音です。
最近こういう発掘された音源の初CD化も多いですね。
この何ヶ月かでウェス・モンゴメリー(g)とジェリー・マリガン(bs)も入手しています

内容は凄いのひと言です。
熱い!熱い!熱い!、まさに圧倒的な迫力で迫ってきます。
何もかも巻き込んで疾走する感じがしました。
ライブにおけるウディ・ショウ・クインテットの真の姿がここにありました。
全員が一丸となって強力無比な演奏を繰り広げています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(まじめ系)

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