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DUSKO GOYKOVICH QUARTET / IN MY DREAMS [Jazz Trumpet]

*DUSKO GOYKOVICH QUARTET / IN MY DREAMS

image492.jpg

dusko goykovich(tp,flh)
bob degen(p), isla eckinger(b), jarrod cagwin(ds)
2001/ENJA/

1 In My Dreams
2 St.German De Pres
3 Sequoia Song
4 Introduction
5 Skylark
6 One Morning In May
7 All My Love
8 Little Theo
9 I Miss You So
10 Ballad For Belgrade*
11 All My Love*

ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)を聴くとホッとします。
ダスコの柔らかな音色に癒されるんです。
何も言うことはありません・・・ただただこのサウンドに浸っていたい。

「レビュー時のコメント」
ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)の新作は美しい旋律を持つバラード集です。GDになりました。
ダスコも今年で70歳だそうですが意欲的に演奏活動を行っています。
近年、若々しいプレイで好アルバムを連発しているのは驚きです。
ここでは全11曲中7曲がオリジナルで作曲家としての非凡な才能を見せてくれています。
円熟味を増したプレイは素晴らしいですね。心地良く胸の奥に染み込んできます。
バックのメンバーもボブ・デゲン(p)を筆頭に健闘していますよ。

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

TERELL STAFFORD QUINTET / FORGIVE AND FORGET [Jazz Trumpet]

*TERELL STAFFORD QUINTET / FORGIVE AND FORGET

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terell stafford(tp), tim warfield(ts),
kevin hays(p), greg williams(b), rodney green(ds)
2016/Herb Harris Music/

1 No,No,No (That Ain't The Way It Go)
2 A Two-Per To Fill
3 Forgive And Forget
4 The Owl Express
5 The Tint Train
6 Please Rest My Soul
7 No,No,No (That Ain't The Way It Go) Take 2
8 The Owl Local (No Passengers)
9 Some Many Second Chances

テレル・スタッフォード(tp)のリーダー・アルバムを買うのも久し振りです。
ジャズ仲間のGAKOさんが一押しだったので知るのは案外早かったと思います。
その後何枚かのシブい作品で聴いているし、日本公演のライブで見たこともあります。
真面目、端正、クールな佇まいですがラッパはよく鳴っていました。

そんなスタッフォードの王道をいくテナーとのフロント2管のクインテット作品です。
ここでの最大の興味は時代を担うピアニストの一人、ケヴィン・ヘイズの参加にありました。
先進のヘイズがストレートなネオ・ハード・バップでどんな演奏を聴かせてくれるのか?ってね。

ところで今作はハーブ・ハリス・レーベルで全曲ハーブ・ハリス作曲・アレンジになっています。
ハーブ・ハリスって誰?
ウィントン・マルサリス一派のサックス奏者でマーカス・ロバーツ(p)やリンカーン・センター・オーケストラの一員でした。
で、このハーブ・ハリスの作曲が素晴らしかったです。
多彩な曲想を持つ印象的な曲が続いたので「恐れ入り谷の鬼子母神」っていう感じで作曲能力に秀でています。
自分でやらないで人にやらせるところがいかにも自信ありげですね。
ウェイン・ショーター(ts)並みと言ったら大げさだけど、このハーブ・ハリスの曲って面白いです。

スタッフォードやティム・ワーフィールド(ts)も生き生きとして飛ばしています。
それにも増してやはりヘイズが素晴らしかったです。
ひと味違うバッキングとピアノ・ソロが聴きどころになりました。
ヘイズのリーダー作はいまひとつと思っている方々にも是非聴いてもらいたいと思います。
バップ・ピアニストとしての実力も確かで抜群の存在感を示しています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

BILL MOBLEY DUO/TRIO/QUARTET / HITTIN' HOME [Jazz Trumpet]

*BILL MOBLEY DUO/TRIO/QUARTET / HITTIN' HOME

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bill mobley(tp,flh),
kenny barron(p)(1,4), steve nelson(vib)(2,3,7,10,11), russell malone(g)(3,5,9),
essiet okon esiiet(b)(2,3,5,7,9,10,11), phil palombi(b)(6,8),
heather bennett(p)(7), clint mobley(per)(10), kevin norton(marimba)(8)
2016/Space Time/

1 The Very Thought Of You (R.Noble)
2 Walkin' (M.Davis)
3 Hittin' Home (B.Mobley)
4 My Romance (R.Rogers/L.Hart)
5 Jewel (B.Watson)
6 Old Milestones (M.Davis)
7 Lil' Red (H.Bennett)
8 Apex (M.Miller)
9 Peace (H.Silver)
10 Scene On Seine (X.Felgeyrolles)
11 Waltzin' Westward (H.Mebern)

ビル・モブレイ(tp)は初見、久々に新しいトランぺッターを聴いてみたいと思いました。
共演者にケニー・バロン(p)、スティーヴ・ネルソン(vib)、ラッセル・マローン(g)が名を連ねているのも興味を惹かれた。

全11曲は自身のオリジナルは1曲だけで選曲もかなり凝っています。
マイルス・デイビスが2曲含まれていることは彼がマイルスに傾倒していることを意味していますね。
聴いてみると確かにマイルスの影響も大きいけれど、感じとしてはチェット・ベイカーに近いのではと思いました。

ピアノ、ヴァイブ、ギターの三者三様のバッキングが楽しめ、さらにデュオ、トリオ、カルテットの演奏が楽しめます。
大徳用盤と言えます。
特にベース・ラインを重要視しているのか、ベーシストの存在感が大きく目立つ仕上がりになっています。
ベース・ラインが強調されているのでこれもまた今作の魅力の一つだと思います。
曲想豊かで変化に富んでいるので飽きずに一枚を聴き通すことが出来ました。
ビル・モブレイの音色はちょっとかすれるところがあって、暖かく、やさしい感じがします。
聴いていて疲れないのがいいです。
中々にシブいトランペット作品で隠れた名盤といえると思います。
「Space Time」というレーベルも初めてかも。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(中間系)

DUSKO GOYKOVICH & SCOTT HAMILTON / SECOND TIME AROUND [Jazz Trumpet]

*DUSKO GOYKOVICH & SCOTT HAMILTON / SECOND TIME AROUND

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dusko goykovich(tp', scott hamilton(ts),
bernhard pichi(p), rudi engel(b), michael keul(ds)
2015/Oganic/

1 A Baptist Beat (H.Mobley)
2 Recardo Bossa Nova (D.Ferreira)
3 You're My Everything (H.Warren/J.Young/M.Dixon)
4 Lotus Blossom (K.Dorham)
5 I Faall In Love Too Easily (J.Styne/Sammy Cahn)
6 Blues For Gianni B (D.Goykovich)
7 Pra Machucar Meu Coracao (A.Brroso)
8 Love For Sale (C.Porter)
9 Luicy Lucy (H.Silver)

ダスコ・ゴイコビッチ(tp)とスコットハミルトン(ts)の共演は2枚目になるようですね、
この二人の共演となれば内容はほぼ予想がついてしまいます。

予想通り、全編を覆うゆったりとしたノリはまさに大人の味です。
全9曲は二人の共演が7曲、ゴイコビッチとハミルトンのワン・ホーンが各1曲づつ。
つまり1枚で3度美味しい優れものに仕上がりました。
ベストはハミルトンのワン・ホーンのバラード(7)でこれが実に素晴らしい。
2番手がゴイコビッチのワン・ホーンのバラード(5)です。
この2曲の為に買っても惜しくないと思います。
他にも魅力的な曲が並んでいるのでベテランの味を楽しむには最適のアルバムです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

DOMINICK FARINACCI QUARTET / BESAME MUCHO [Jazz Trumpet]

*DOMINICK FARINACCI QUARTET / BESAME MUCHO

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dominick farinacci(tp)
adam birnbaum(p), peter washington(b), camen intorre, jr(ds) 
2004/M&I/

1 Ghost Of A Chance
2 Caminamos
3 It's All Right With Me
4 Besame Mucho
5 Al Di La
6 Libertango
7 Shmoove
8 Nostalgia
9 Jimmy Two Times
10 You Go To My Head
11 Dowan To The Wire

確かにドミニク・ファリナッチ(tp)のバラード奏法は素晴らしい。
見事に楽器コントロールしています。

レビュー時のコメント」
驚異のバラード吹き、天才児ドミニクが更に深味と輝きを増した。
(帯中よりの抜粋)

Swing Journal : ゴールドディスク

(中間系)

RYAN KISOR QUINTET / CONCEPTION [Jazz Trumpet]

*RYAN KISOR QUINTET / CONCEPTION

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ryan kisor(tp), sherman irby(as),
peter zak(p), john webber(b), willie jones Ⅲ(ds)
2008/Birds/

1 Cool And Hot
2 Line For Lyons
3 Conception
4 You Stepped Out Of A Dream
5 Enigma
6 I Remember You
7 All The Things You Are

ライアン・カイザー(tp)は収集対象です。
カイザーとシャーマン・アービー(as)のコンビネーションが聴きどころ。
(2)「Line For Lyons」と(6)「I Remember You」も良かった。

「レビュー時のコメント」
メンバーは「LIVE AT SMALLS」(2010)のライブ盤でも共演しているシャーマン・アービー(as)とピーター・ザック(p)、それにジョン・ウィーバー(b)、ウィリー・ジョーンズⅢ(ds)です。
演目には同じ「Cool And Hot」、「You Stepped Out Of A Dream」、「Enigma」などが含まれているので「LIVE AT SMALLS」のライブ盤の前哨盤になりました。

Swing Journal : ゴールドディスク

(くつろぎ系)

WOODY SHAW QUINTET / THE TOUR VOLUME ONE [Jazz Trumpet]

*WOODY SHAW QUINTET / THE TOUR VOLUME ONE

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woody shaw(tp), junior cook(ts),
ronnie mathews(p), stafford james(b), louis hayes(ds)
1976Rec/HighNote/

1 The Moontrane (W.Shaw)
2 Obsequious (L.Young)
3 Book's Bossa (W.Booker/C.Walton)
4 Ichi-Ban (R.Mathews)
5 Sun Bath (P.Stern)
6 Invitation (B.Kaper/P.Webster)

ウディ・ショウ(tp)の音源発掘盤です。
1976年3月のライブ盤でショウの息子さんが持っていた録音です。
最近こういう発掘された音源の初CD化も多いですね。
この何ヶ月かでウェス・モンゴメリー(g)とジェリー・マリガン(bs)も入手しています

内容は凄いのひと言です。
熱い!熱い!熱い!、まさに圧倒的な迫力で迫ってきます。
何もかも巻き込んで疾走する感じがしました。
ライブにおけるウディ・ショウ・クインテットの真の姿がここにありました。
全員が一丸となって強力無比な演奏を繰り広げています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(まじめ系)

DOMINICK FARINACCI / SHORT STORIES [Jazz Trumpet]

*DOMINICK FARINACCI / SHORT STORIES

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dominick farinacci(tp,flh),
larry goldings(p,org), christian mcbrid(b), steve gadd(ds),
dean parks(g), jemey haddad(per)(1,2,4,6,8),
gil goldstein(accordion)(1,4,6,8), jacob collier(v)(2,7), etc
2016/Mack Avenue/

1 Bamboleo (T.Baliardo)
2 Senor Blues (H.Silver)
3 Soldier's Things (T.Waits)
4 Doha Blues (D.Farinacci)
5 Sunshine Of Your Love (J.Bruce/E.Clapton/P.R.Brown))
6 Tango (D Reeves)
7 Somebody That I Used To Know (W.A.D.Backer/LBonfa)
8 Afternoon In Puebla (D.Farinacci)
9 Black Coffee(J.F.Burke/P.F.Webster)
10 Parlour Song (L.Goldings)

ドミニク・ファリナッチは収集対象です。
今作のプロデューサーはフュージョン・シーンの名プロデューサーのトミー・リピューマです。
リピューマは現在「ヴァーヴ・グループ」の会長のようですが、プロデューサー時代は3度のグラミーを取っています。
ジョージ・ベンソン、ナタリー・コール、ダイアナ・クラールです。
そんなリピューマがどんなファリナッチの作品をプロデュースしたかは興味深いですね。

例によって色んな要素を組み合わせたクロスオーバー的作品になっています。
凝ったアレンジやリズムが聴きどころになります。
アレンジャーはファリナッチ、ゴールディングス、ジェイコブ・コリアーなど。
曲によってオーケストラ、ストリングス、ヴォイスなどが入ります。

どんな状況でもそつなくこなしてしまうところがファリナッチの長所でもあり欠点でもあります。
真面目な性格なんでしょうね、弾けたところや突き抜けたところがありません。
遊び心というか、色気が足りない気がします。
というわけで比較的スムーズに展開しているエリック・クラプトン作の(5)が私的ベスト・トラック
ファリナッチ(tp)、マクブライド(b)、パークス(g)が好演しています。
バラードの(3)ではゴールディングスのピアノも光る・・・これが次点になりました。

(中間系)

DAMON BROWN QUARTET WITH STEVE GROSSMAN / THIS TIME THE DREAM'S ON ME [Jazz Trumpet]

*DAMON BROWN QUARTET WITH STEVE GROSSMAN / THIS TIME THE DREAM'S ON ME

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damon brown(cor), steve grossman(ts),
robin aspland(p), mark hodgson(b), sebastian de krom(ds)
2012/Nomad Jazz Records /

1 This Times The Dream's On Me
2 On A Misty Night
3 Don't Finger The Biscuits
4 Im Confessing That I Love You
5 I Remember You
6 Soul Train
7 Little Hands
8 Blues For Damon
9 My Ideal

ダモン・ブラウン(tp)は初見、イギリスのトランペッターでよく知られているようです。
メンバーのロビン・アスプランド(p)とセバスチャン・デ・クロム(ds)も初見、
ただマーク・ホッジソン(b)はビル・チャーラップ・トリオで聴いたことがあります。
全9曲はオリジナル3曲、その他6曲の構成でタッド・ダメロン(p)が2曲入っています。
5曲がスティーブ・グロスマン(ts)が加わってのクインテット編成で4曲がカルテットです。
実は共演のグロスマンに惹かれて買いましたが意外にカルテット演奏が良かった。

これは典型的なハード・バップ・アルバムです。
カルテットの(3)「DON'T FINGER THE BISCUITS」、(5)「I REMEMBER YOU」、(7)「LITTLE HANDS」、(9)「MY IDEAL」でクールで軽快な演奏を聴かせてくれました。
でも全編これでは一本調子になるので目先を変える意味でもグロスマン入りは正解だと思います。
クインテットではソフトなダモンとゴリゴリなグロスマンの対比が聴きどころになります。
いつもと違いやや抑えた表情を見せるグロスマンが面白く、もどかしい感じもいいです。
オーソドックスでストレート・・・聴きやすく好盤です。

今作でダモン・ブラウンはコルネットを使用しています。
コルネットはトランペットより小型でやわらかくまろやかな音色が特徴です。
著名なジャズ・コルネット奏者にはナット・アダレイやルビー・ブラフがいますね。
現在ではコルネットを聴ける機会はほとんどないので貴重盤かもしれませんよ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

MARCUS PRINTUP QUINTET / HOMAGE [Jazz Trumpet]

*MARCUS PRINTUP QUINTET / HOMAGE

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marcus printup(tp), gregory tardy(ts),
aaron diehl(p), corcoran holt(b), alvin atkinson(ds)
2012/SteepleChase/

1 Weather Bird
2 Nardis
3 Mr.Kenyatta
4 Later
5 Liquid Streets
6 Con Alma
7 Mr. Clean
8 Sunday
9 Theme For Maxine
10 Nostalgia
11 Tiny Capers

マーカス・プリンタップ(tp)の新譜は先輩トランペッターへのオマージュという企画ものです。
キング・オリバーから始まってマイルス・デイヴィス、リー・モーガン、ウィントン・マルサリス、ロイ・ハーグローヴ、ディジー・ガレスピー、フレディ・ハバード、ウディ・ショウ、ファッツ・ナヴァロ、クリフォードブラウンという錚々たる名前が並んでいます。

購入のキッカケは去年のベスト3に選んだアーロン・ディール(p)が参加していたからです。
どんなピアノを聴かせているのか、興味がありました。
やはり相当にブルース・フィーリングが強く粘っこいピアノを聴かせてくれました。
もう一人、グレゴリー・ターディ(ts)の個性的なプレイも印象に残りました。
こねくるような不思議なサウンドの持ち主です。
この二人が聴きどころになるかな。

プリンタップは名手で器用なトランペッター・・・これくらい出来て当たり前だと思います。
オリバーの(1)「WEATHER BIRD」やただ1曲のスタンダードの(8)「SUNDAY」、ナヴァロの(10)「NOSTALGIA」は心に響く演奏・・・より古典的なサウンドが面白かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(中間系)

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