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RONNIE CUBER TRIO / RONNIE'S TRIO [Jazz Baritone Sax]

* RONNIE CUBER TRIO / RONNIE'S TRIO

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ronnie cuber(bs), jay anderson(b), adam nussbaum(ds)
2018/Steeplechase/

1 Silver's Serenade (H.Silver)
2 What Is This Thing Called Love (C.Poter)
3 St.Thomas (S.Rollins)
4 Jean-Marie (R.Mathews)
5 Body And Soul(J.Green)
6 The Jody Grind (H.Silver)
7 Just Squeeze Me (D.Ellington)
8 Bernie's Tune (B.miller)
9 So Danco Samba (A.C.Jobim)
10 Honeysuckle Rose (F.Waller)
11 All The Things You Are (J.Kern)
12 Lover Come Back To Me (S.Romberg)

ロニー・キューバー(bs)・・・バリトン・サックスのピアノレス・トリオは珍しいので手が伸びました。
前回のキューバーの作品紹介で私はこんなことを書いていました。

・・・思うにバリトン・サックス奏者のワン・ホーン・アルバムって本当に少ないですね。
アメリカのクールなジェリー・マリガン~ニック・ブリグノラのラインは消えたような気がします。
ペッパー・アダムス~ロニー・キューバー~ゲイリー・スマリアンの線はかろうじて残っているか。
でも若手?のスマリアンになるといささか趣が違ってきます。
あとはハミエット・ブルーイェットですがフリー系、ジェームス・カーターも専門家じゃないしね。

若い頃のキューバーのパワフルなバリトンは凄いですよ。ハミエットといい勝負です。
以前、バリトン・オフ会を開いた時に大音量で聴いたらみんなぶっ飛んでしまいました。
バリトンのフュージョン盤を作っているのも彼だけで中々にユニークなバリトン奏者です。
年齢は68歳でハミエットと同年代です。・・・

全12曲はオリジナルなしの全曲がスタンダード・ナンバーと言ってもいいと思います。
ホレス・シルバー(p)が2曲入っていて特に(6)「The Jody Grind」は大好きな曲です。
キューバーは現在76歳になりました。
年齢を感じさせないほど元気なプレイを聴かせてくれているのは嬉しい限りです。
味わい深いバリトン・サックスを聴く・・・ただそれだけで満足です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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GRANT STEWART QUINTET / TENER AND SOUL [Jazz Tener Sax]

* GRANT STEWART QUINTET / TENER AND SOUL

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grant stewart(ts), joe cohn(g),
ehud asherie(p), joel farbes(b), phil stewart(ds)
ryan kisor(tp)(4,8)
2005/Vdeoarts/

1 Hush A Bye.
2 Willow Weep For Me
3 Old Devil Moon
4 Alacant
5 On Green Dolphin Street
6 Tijuana Gift Shop
7 Quiet Sip
8 Dr.Bob's Nightmare

グラント・スチュワート(ts)の2005年の作品です。
先週のライアン・カイザー(tp)盤と同時期に吹き込まれたものでしょうね。
2曲にそのカイザーがゲスト出演しています。

スチュワートについてはあまり意識していませんでした。
でも収集対象にあるエリック・アレキサンダー(ts)との「Reeds And Deeds」やライアン・カイザー盤で馴染みがあります。
私自身が思っていたよりも聴いていて今作が5枚目のリーダー・アルバムの購入になりました。
「え~、そんなにあったのか~」という感じです。

全8曲は自身のオリジナル2曲とその他6曲の構成です。
その他ではチャーリー・ミンガス(b)の(6)「Tijuana Gift Shop」とサド・ジョーンズ(tp)の(7)「Quiet Sip」が新味か。
残りの4曲は超有名なスタンダード・ナンバーなので安心感がありました。
ジョー・コーン(g)とのコンビネーションが抜群で全編にわたってスチュワートが大らかに堂々と歌っています。
ちなみにジョー・コーンはアル・コーン(ts)の息子でハリー・アレン(ts)との双頭コンボでも知られていますね。
エリック・アレキサンダーがジョン・コルトレーン(ts)ならグラント・スチュワートはソニー・ロリンズ(ts)が出自です。
さらに二人共にデクスター・ゴードン(ts)の影響を強く感じます。
今作が良かったのでもう少し意識してスチュワートを聴いてみようかと思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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MANHATTAN JAZZ ORCHESTRA / BLACK MAGIC WOMAN [Jazz Big Band]

* MANHATTAN JAZZ ORCHESTRA / BLACK MAGIC WOMAN

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lew soloff(tp), ryan kisor(tp), scott wendholt(tp), joe shepley(tp),
jim ough(tb), john fedchock(tb), larry farrell(tb), david taylor(b,tb),
john clark(fr.h), fred griffen(fr,h), tony price(tuba), chris hunter(as),
george young(ts,ss,fl), rroger rosenberg(b.cl),
david matthews(p), chip jackson(b), terry silverlight(ds)
1997/Sweet Basil/

1 Air Mail Special
2 Ascenseur Pour L'Echafaud
3 Black Magic Woman
4 C.Jam Blues
5 Calfornia Dreamin'
6 Candy

ジャズ友のGさんに真空管アンプを作ってもらった。
私にとっては初の真空管アンプです。
色々聴いてみたかったので今作を購入しました。
ビック・バンドはほとんど聴かないけれど・・・マンハッタン・ジャズ・オーケストラです。
デヴィッド・マシューズ(p)が率いるM・J・Q(マンハッタン・ジャズ・クインテット)の拡大版です。

表題曲になったサンタナの(3)「Black Magic Woman」のジャズ化はどうか?
アレンジャーとしてのマシューズの力量が問われる1曲になりました。
ママス&パパスの(5)「California Dreamin」のビック・バンド編も聴きどころになりました。
この曲にはウェス・モンゴメリー(g)の名盤があるけれどここにはギターがないだけに面白かったです。
(1)「Air Mail Special」と(4)「C.Jam Blues」はビック・バンド・ジャズの定番ですね。

(中間系)

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RYAN KISOR QUINTET / THIS IS RYAN [Jazz Trumpet]

*RYAN KISOR QUINTET / THIS IS RYAN

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ryan kisor(tp), grant stewart(ts),
peter zak(p), john webber(b), jason brown(ds)
2005/Vdeoarts/

1 Waiting For Brown.
2 You And The Night And The Music
3 Una Mas
4 Maiden Line
5 Dirty Ernie
6 Art Deco
7 Con Alma
8 Solitaire

ライアン・カイザー(tp)は収集対象なので見つけると少しづつ集めています。
これで16枚目になりました。
今作は2005年録音の日本制作盤でカイザーのレギュラー・クインテットの作品です。
切れ味鋭いカイザーのトランペットと茫洋としたグラント・スチュワートのテナー・サックスの絡みが聴きどころになります。

全8曲は自身のオリジナル4曲とその他4曲の構成です。
今作は先輩トランぺッター達へのオマージュにもなっているようですね。
(3)「Una Mas」はケニー・ドーハム、(6)「Art Deco」はドン・チェリー、(7)「Con Alma」はディジー・ガレスピーの作品。
ここいら辺がカイザーの原点になっているということかな。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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GENE JACKSON TRIO / POWER OF LOVE [Jazz Drums]

* GENE JACKSON TRIO / POWER OF LOVE

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gene jackson(ds), gabriel guerrero(p), carlo de rosa(b)
2018/Agate/

1 I Love You (C.Porter)
2 Great River (G,Jackson)
3 Peaceful Tremor (C.D.Rosa)
4 Lighting (G.Guerrero)
5 Played Twice(T.Monk)
6 Land Of The Free (G.Guerrero)
7 Neptune (C.D.Rosa)
8 Ugly Beauty (T.Monk)
9 Before Then (G,Jackson)
10 Lapso (G.Guerrero)

ジーン・ジャクソン(ds)の初リーダー・アルバムを買ってみました。
ジャクソンのキャリアからすると意外というか遅すぎる初リーダー・アルバムではありますね。
ジーン・ジャクソンは日本在住のドラマーでライブ・ハウスのスケジュールでも見かけることが多いです。
私も何度か見る機会がありました。
ジャクソンは1961年生まれ、バークリー出身でハービー・ハンコック(p)のグループ入りで知られるようになりました。
ハンコックに選ばれたようにその実力は高く評価されています。

全10曲は自身のオリジナルが2曲とメンバーのオリジナル5曲、その他3曲の構成です。
メンバーに選んだのはガブリエル・ゲレロ(p)とカルロ・デ・ローザ(b)のラテン系の二人です。
ゲレロはコロンビア出身のピアニストで新感覚を持っています。
ここでも刺激的な演奏を繰り広げていて中々に魅力的なピアニストです。
今作ではセロニアス・モンク(p)が2曲取り上げているのが興味深かったです。
ジャクソンが意図したものは何か?
つまりジャクソンが目指したのはラテン・ピアノ・トリオによるモンク・サウンドだったと思います。
ジャクソンのドラミングもさることながらゲレロのピアノが印象に残る作品です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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JIM ROTONDI QUINTET / JIM'S BOP [Jazz Trumpet]

* JIM ROTONDI QUINTET / JIM'S BOP

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jim rotondi(tp), eric alexander(ts),
harold mabern(p), john webber(b), joe farnsworth(ds)
1997/Criss Cross/

1 King Of The Hill
2 Last Call
3 El Patito
4 We'll Be Together Again
5 All Or Nothing All
6 Moonrays
7 You Are The Sunshine Of My Life
8 Jim's Bop

先週ジョー・マグナレリ(tp)を聴いたので似た感じのジム・ロトンディ(tp)も聴きたくなりました。
マグナレリが1960年生まれならロトンディは1962年生まれで年齢もほとんど変わりません。
ロトンディはエリック・アレキサンダー(ts)の盟友で「ワン・フォー・オール」の一員でもあります。
エリック大好きな私は聴く機会も数多くありました。

さて今作はロトンディが35歳時の録音です。
全8曲は自身やメンバーのオリジナル4曲とその他4曲の構成です。
共演のメンバーはそのまま当時の「エリック・アレキサンダー・カルテット」ですね。
エリックも30歳を迎えたばかりでフロント2管は若さに溢れ音色は切れ味鋭く勢いがあります。
ベテランのハロルド・メイバーン(p)はトリオでは情緒的に今ひとつですがこういった場面にはピッタリきます。
強力なタッチで共演者を煽りに煽っています。

演奏ではその他の4曲に注目しました。
(4)「We'll Be Together Again」はスロー・バラード、(5)「All Or Nothing All」はアップ・テンポで演奏されています。
ホレス・シルバー(p)の(6)「Moonrays」は名曲、スティービー・ワンダーの(7)「You Are The Sunshine Of My Life」も楽しかったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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JOE MAGNARELLI QUINTET / MAGIC TRICK [Jazz Trumpet]

* JOE MAGNARELLI QUINTET / MAGIC TRICK

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joe magnarelli(tp), andy fusco(as),
john hart(g), ben wolfe(b), byron landon(ds)
2018/SteepleChase/

1 Akira's Riff (J.Magnarelli)
2 2nd Anniversary (J.Magnarelli)
3 Vercelli (J.Magnarelli)
4 Polkadots And Moonbeams (J.V.Heusen)
5 If I love Again (B.Oakland)
6 Remember (I.Berlin)
7 Theme For Ernie (F.Lacey)
8 Magic Trick (J.Magnarelli)
9 L.O.V.E (B.Kaempfer)
10 Along Came Betty (B.Golson)

ジョー・マグナレリ・・・ちょっとトランペットが聴きたいと思って手が伸びました。
比較的地味なトランぺッターだと思うけど、かといってそれほど知名度が低いわけでもありません。
先週の中堅ピアニストのビリー・チャイルズに続いて今週は中堅トランぺッターの作品になりました。

全10曲は自身のオリジナル4曲とその他6曲の構成です。
(4)「Polkadots And Moonbeams」はチェット・ベイカーの名演以来トランぺッターの愛奏曲になっています。
デュオ・・・ここでマグナレリはギター一本をバックに味わい深い演奏を聴かせてくれました。
続くジョン・ハートのギター・プレイにも注目しました。
オリジナルではやはり表題曲になった(8)「Magic Trick」が聴きどころになります。
コンテンポラリーなテーマと曲想を持っていて今の時代にはピッタリな感じがしました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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VON FREEMAN QUARTET / LIVE AT THE DAKOTA [Jazz Tener Sax]

* VON FREEMAN QUARTET / LIVE AT THE DAKOTA

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von freeman(ts),
bobby peterson(p), terry burns(b), phil hey(ds)
1996Rec/Premonition Records/

1 Bye Bye Blackbird.
2 Crazy She Calls Me
3 My Little Brown Book
4 Caravan
5 Do Nothin' Till You Hear From Me
6 Footprints
7 Blues For Sunnyland

ヴォン・フリーマン(ts)の1996年のライブ盤です、
フリーマンはシカゴ・ジャズの大御所でチコ・フリーマン(ts)の父親としても知られています。
今作は73歳時の録音ですが元気な姿と演奏を聴かせてくれました。
フリーマンは2012年に88歳で亡くなっています。
共演者は多分シカゴのローカル・ミュージシャンだと思います・
知名度は低いけれど実力は確かでアメリカの底力を感じさせる一枚でもあります。

全7曲は自身のオリジナル1曲とスタンダード6曲の構成です。
新しいところではウェイン・ショーター(ts)の(6)「Footprints」を取り上げています。
それぞれが素晴らしい演奏なので聴き応えは十分です。
フリーマンの野太い音色と時折混じるフリー・トーンに圧倒されてしまいました。
バラードの(2)「Crazy She Calls Me」には心底痺れた。
ピアノのボビー・ピーターソンって何者なんだ?
この人がまた強烈な演奏を聴かせてくれました。

ちなみにこのCDは今年のオフ会に持って行きました。
エリントンの(4)「Caravan」をみんなに聴いてもらいました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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