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RENATO SELLANI TRIO / MY FOOLISH HEART [Jazz Piano]

* RENATO SELLANI TRIO / MY FOOLISH HEART

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renato sellani(p), massimo moricone(b), massimo manzi(ds)
2008/Venus/

1 Besame Mucho
2 I Love Y, Porgy~Summertime
3 My Foolish Heart
4 So In Love ~I Love You
5 Corcovado
6 Stella By Starlight
7 My Funny Valentine
8 But Not For Me
9 Autumn Leaves
10 It Could Happen To You

イタリアのベテラン・ピアニスト、レナト・セラニの作品です。
イタリアもまたヨーロッパのジャズ大国の一つですね。
イタリア・ジャズにはお洒落で明るいイメージを持っています。
イタリア出身のジャズメンを思いつくままに上げていくとジャンニ・バッソ(ts)、エンリコ・ピエラヌンチ(p)、レナト・セラニ(p)、フランコ・セリ(g)、エンリコ・ラヴァ(tp)、フランコ・アンブロゼッティ(tp)、二コラ・コンテ(g)、ファブリジオ・ボッソ(tp)、フラビオ・ボルトロ(tp)、ステファノ・ボラニ(p)、ジョバンニ・ミラバッシ(p)、フランチェスコ・カフィーソ(as)、ダニール・スカナピエコ(ts)、ステファノ・ディ・バティスタ(as)など。
ジャズ友の評価が高いのはピエラヌンチかな、カフィーソは現在私の収集対象になっています。

レナト・セラニは1926年生まれ、2014年に88歳で亡くなっています。
今作は2007年録音なのでセラニが81歳時の作品になります。
イタリアの巨匠、大御所の名称にふさわしい貫禄とシブい演奏が詰まっていました。
何とも言えない本当に枯れた演奏なんですよ。
良く知られたスタンダード作品集ですがセラニの手にかかると全然違う感じがします。
タッチが絶妙で音が空間に漂ってくるよう・・・二重にも三重にも深い味わいがあります。
表題曲の(3)「My Foolish Heart」はこの曲のベストの演奏が聴けました。
ここから続く(4)「So In Love」の素晴らしさにはまさに鳥肌が立ちました。
これは凄い・・・ピアノ・トリオの絶品・・・くれぐれもジャケットに惑わされてはいけませんよ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DAVID KIKOSKI QUARTET / PHOENIX RISING [Jazz Piano]

* DAVID KIKOSKI QUARTET / PHOENIX RISING

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david kikoski(p),
eric alexander(ts), peter washington(b), joe farnsworth(ds)
2019/HighNote/

1 Phoenix Rising (E.Alexander/D.Kikoski)
2 Kit It (E.Alexander)
3 Wichita Lineman (J.Webb)
4 If I Were A Bell (F.Loesser)
5 Emily (J.Mandel/J.Mercer)
6 Love For Sale (C.Poter)
7 My One And Only Love (G.Wood/R.Mellin)
8 Lazy Bird (J.Coltrane)
9 Willow Weep For Me (A.Weep)

デヴィッド・キコスキ(p)は1961年生まれの今年58歳、ニュージャージーの出身です。
日本でもお馴染みのバークリー音楽大学で学んでいます。
プロ入りしてからアル・フォスターやロイ・ヘインズといったベテラン・ドラマーにしごかれて成長しました。
盟友はシーマス・ブレイク(ts)でライブでは対照的な静と動、光と影みたいなコンビが面白かったです。
キコスキが動と光、ブレイクが静と影です。

今作はハイノート・レーベルに移籍した第一作です。
全9曲はメンバーのオリジナル2曲とその他7曲の構成です。
選曲は良く知られたスタンダードが中心でキコスキにとっては何をいまさらと思ったかも知れませんね。
でもこのラインがハイノートのポリシーなのでやむを得ない。
1曲目の「Phoenix Rising」を聴いたらコルトレーン・サウンドそのものだと思いました。
キコスキはマッコイ・タイナーの影響が強いピアニスト・・・コルトレーン派のエリックとは相性がいい。
言わばエリック・アレキサンダー(ts)とのコンビネーションは動と動の関係になります。
アップ・テンポにおける両者のエネルギッシュで情熱的な演奏は期待を裏切らなかったです。
ジョニー・マンデルの(5)「Emily」を聴く。
キコスキがいまひとつ突き抜けないのはバラード奏法にあると思っています。
もう少し、しっとり感というか、艶やかさが出てくるともっと幅が広くなるんですが・・・。
もっともキコスキとエリックは似た者同士で器用じゃないところが一番の魅力かも知れません。
このままどこまでも突っ走ってもらいましょうか。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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EDWARD SIMON TRIO / THE PROCESS [Jazz Piano]

* EDWARD SIMON TRIO / THE PROCESS

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edward simon(p), john patitucci(b), eric harland(ds)
2002/Criss Cross/

1 Navigator
2 Calabria
3 The Process
4 Azules
5 Woody'n You
6 Reprocess
7 Tonado Del Cabrestrero
8 I'm In The Mood For Love
9 Azules Reprise

ベネズエラ生まれのピアニスト、エドワード・サイモンのCriss Cross第一作です、
ここはメンバーの年代が面白いと思いました、ほぼ10年違いだったので。
録音当時、ジョン・パティトゥッチ43歳、サイモン33歳、エリック・ハーランド24歳だったです。

全9曲は自身のオリジナル5曲、パティトゥッチ1曲、その他3曲の構成です。
サイモンの主筋はチック・コリアだと思います。
あとカリブ海出身なのでモンティ・アレキサンダーやミシェル・カミロの影響も強いかも。
カリブ海出身の有名ピアニストには超絶技巧の持ち主が多いと同時に独特のリズム感を持っています。
ラテン系でもアフロキューバン、カリプソ、レゲエやサルサのリズムですね。
サイモンのタッチは知的と言われているけど私は力強さとスピード感に魅力を感じています。
パティトゥッチの存在感溢れるベース・プレイと若いハーランドの溌溂としたドラミングも聴きどころです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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KAREL BOEHLEE TRIO / SWITCH [Jazz Piano]

* KAREL BOEHLEE TRIO / SWITCH

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karel boehlee(p), frans bouwmeester(b), hans eykenaar(ds)
1989(1984rec)/Timeless/

1 Autumn Leaves
2 Switch (K.Boehlee)
3 Misty
4 Summertime
5 J.E.S.T
6 On A Clear Day
7 Forest Flower
8 United Blues
9 Recorda Me

カレル・ボエリーは1960年生まれ、オランダ出身です。
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ(EJT)の初代ピアニスト、88年にEJTの「ノルウェーの森」でデビューしています。
その美しい音色は一発で日本のクラシック・ファンをも魅了してしまった。
その後に起こったヨーロッパ・ジャズ・ブームに一役買ったのは間違いありません。
ちなみにEJTの二代目ピアニストはマーク・ヴァン・ローンでしたね。
ボエリーはトゥーツ・シールマンスとの共演でも知られていて世界的にはこちらの評価が高いです。
ご存知シールマンスはジャズ・ハーモニカの第一人者でギタリストでもあります。
シールマンスの前任ピアニストは才人ケニー・ワーナーだったのでその後釜に座るというのも凄いと思う。

さて今作は1989年発売ですが録音は1984年になっています。
全9曲は自身のオリジナル1曲にその他スタンダードが8曲の構成です。
ボエリーが大学3年の時に結成したピアノ・トリオでこれが実質的なデビュー盤になりますね。
まぁ、驚くほどの完成度でこれが大学生の演奏とは誰も思いませんよ。
どれを聴いても流麗かつ強靭なタッチと美旋律が瑞々しく弾けていた。
とんでもない演奏が詰まっています。
ヨーロピアン・ジャズ・トリオの息吹、芽生えがここにありました。
(6)「On A Clear Day」は大好きな曲だけどそのスピード感と切れ味に参ってしまった。
1980年代ピアノ・トリオ名盤の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DAVID HAZELTINE TRIO / THE CLASSIC TRIO [Jazz Piano]

* DAVID HAZELTINE TRIO / THE CLASSIC TRIO

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david hazeltine(p), peter washington(b), louis hayes(ds)
1997/Sharp Nine/

1 You Make Me Feel So Young
2 The Fruit
3 Sweet And Lovely
4 Concentration
5 Catherine's Fantasy
6 One For Peter
7 You've Changed
8 My Stuff's On The Street Blues
9 These Foolish Things
10 Midnight Waltz

デヴィッド・ヘイゼルタインは1958年生まれ、ウィスコンシン州ミルウォーキーの出身です。
ジャズのくくりとしては地域的にシカゴ・ジャズに最も近いです。
その影響もあってシカゴ出身のジャズメンとの共演も多くエリック・アレキサンダー(ts)がその代表格です。
10代でプロ入りは天才肌だけどしばらくは当地にとどまりニューヨークに出たのは30代半ばでした。
初リーダー・アルバムが30代後半というのはやや遅咲きといえます。
スタイルはオーソドックスでバド・パウエル~ビル・エヴァンス~シダー・ウォルトンの流れだと思います。
ヘイゼルタインは今年61歳になるんですね。
でも現代のジャズメンの最盛期は40代、50代、60代と思っているのでまだまだ活躍出来ます。
1950年代、1960年代のジャズメンなら早熟ということもあって最盛期は20代、30代だったけど。

さて今作はヘイゼルタイン(p)の2枚目のリーダー・アルバムです。
初のトリオ編成は「ザ・クラシック・トリオ」と銘打ってきました。
共演者はハードバップ・ドラマーの生き字引的なルイス・ヘイスと安定感十分のピーター・ワシントン(b)です
名前通り古典的かつ王道をゆくストレート・アヘッドな作品になっています。
全10曲は自身のオリジナル4曲とスタンダード6曲の構成です。
バド・パウエルとシダー・ウォルトンが1曲づつ入っているのも分かり易くて納得です。
つまりヘイゼルタインの音楽性がそのまま表現されています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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JACKY TERRASSON & CASSANDRA WILSON / RENDEZVOUS [Jazz Piano]

* JACKY TERRASSON & CASSANDRA WILSON / RENDEZVOUS

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jacky terrasson(p), cassandra wilson(vo),
lonnie plaxico(b), mino cinelu(per), kenny davis(b)(2,13)
1997/Blue Note/

1 Old Devil Moon
2 Chan's Song (Jacky Trio)
3 Tennessee Waltz
4 Little Boy Lost
5 Autumn Leaves (Jacky Solo)
6 It Might As Well Be Spring
7 My Ship
8 I Remember You
9 Tea For Two
10 If Ever I Would Leave You
11 Chicago 1987 (Jacky Solo)
12 Come Rain Or Come Shine
13 Medieval Blues (Jacky Trio)

ジャッキー・テラソン(p)とカサンドラ・ウィルソン(vo)の共演盤は発売当時大きな話題になりました。
ジャズ盤としてはかなり売れたんじゃないかと思います。
が、しかし日本ではジャッキーもカサンドラもいまいちパッとしない印象を持っています。
その理由は何でしょうね?
ジャッキーはかの有名なモンク・コンペの優勝者で超絶技巧の持ち主です。
カサンドラは中性的な声質で20世紀最後のジャズ・ヴォーカリストと言われた逸材です。
両者共に妥協がなく、深くて濃いクセのある音楽性は大衆に迎合しません。
その実力は十分ですが一筋縄ではいかないので親しみやすいとはいかないのも事実です。

さて今作はそんな二人のスタンダード作品集です。
ジャッキー・トリオやジャッキーのソロも聴ける構成でよく出来ています。
カサンドラのディープな歌声と共にコアなジャズ・ファンにも十分に通用すると思います。
90年代ジャズ・ヴォーカルの名盤の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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SACHA PERRY TRIO / THE THIRD TIME AROUND [Jazz Piano]

* SACHA PERRY TRIO / THE THIRD TIME AROUND

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sacha perry(p), ari roland(b), phil stewart(ds)
2007/Smalls/

1 Lea
2 Monkey And Dog
3 Incident At D
4 Farewell Brother
5 Chuckleheads
6 Time's Up
7 Noctambule

サシャ・ペリー(p)は以前ドラマーのフィル・ステュワートの作品で気になっていました。
これがSmalls・レーベルの3枚目のアルバムになるようです。
聴けば一目瞭然ですがサシャはバド・パウエル直系のバップ・ピアニストになります。
パウエル~バリー・ハリス系は現在では珍しいと思います。
頑なにそのスタイルに固執するというのも相当なこだわりと頑固さを持っている。
実はこういう人は面白いんです。
全7曲は全て自身のオリジナルでスタンダードは1曲もありません。
つまり聴く人に迎合せずに自分のスタイルを存分に表現出来ているということですね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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ALAIN JEAN-MARIE TRIO / BIGUINE REFLECTIONS [Jazz Piano]

* ALAIN JEAN-MARIE TRIO / BIGUINE REFLECTIONS

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alain jean-marie(p), eric vinceno(b), serge marne(ds)
1992/Karac/

1 Begonia
2 Doudou Pa Plere
3 Ta ta ta
4 Tou Sa Se Pou Doudou
5 Tieri An Lan Demil
6 Ka I Fe-w
7 Bone An Mwen Pati
8 Haitian Child
9 Pa Ban Mwen Kou
10 Gwadloup An Nou
11 Driv
12 Chofe Bigin La

フランスのピアニスト、アラン・ジャン・マリーはビギンの名手です。
ビギンはカリブ海のダンス音楽で4拍子の軽く流れるようなリズムが特徴です。
ジャズではコール・ポーターの「ビギン・ザ・ビギン」が極め付きになるかな。
日本では中村八大と永六輔のコンビで作られた水原弘の「黄昏のビギン」が有名です。

今作はビギンの曲だけを取り上げた作品なのでマニアックですが面白いと思います。
美しく流麗なタッチと自然に身体が揺れてくるビギンのリズムが心地良いです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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MASSIMO FARAO TRIO / AUTUMN LEAVES [Jazz Piano]

* MASSIMO FARAO TRIO / AUTUMN LEAVES

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massimo farao(p), aldo zunino(b), marco tolotti(ds)
2014/Venus/

1 Corcovado
2 Esate.
3 To Each His Own
4 Chanson De Maxence
5 Someday My Prince Will Come
6 No Problem
7 Cheek To Cheek
8 Alone Together
9 Autumn Leaves
10 I Thought About You

マッシモ・ファラオはイタリア出身でヴィーナス・レーベルの看板ピアニストの一人ですね。
スイング感に溢れ、美しく切れの良い音色の持ち主、実に安定感があるピアニストです。
スタンダードの表現力は出色ではないかと思います。
聴き慣れたスタンダードに新しい息吹を加えて、メロディを大切にストレートに弾いています。
弾き過ぎないのが最大の魅力かな・・・聴いていてとても気持がいいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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GABRIEL LATCHIN TRIO / THE MOON AND I [Jazz Piano]

* GABRIEL LATCHIN TRIO / THE MOON AND I

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gabriel latchin(p), dario di lecce(b), josh morrison(ds)
2019/Alys/

1 Arthur Go (G.Latchin)
2 Poor Butterfly (Hubbell/Golden)
3 Peek A Bu (G.Latchin)
4 Brigi, My Dear (G.Latchin)
5 Baubles, Bangles And Beads (Borodin/Wright/Forrest)
6 Polka Dots And Moonbeams (Van Heusen/Burke)
7 So Danco Samba (Jobim/De Moraes)
8 In Love In Vain (Kern/Robin)
9 Zambia (Morgan)
10 I'll Wind (Arlen/Koehler)
11 Pippy's Delight (G.Latchin)

イギリスのガブリエル・ラッチン・トリオを聴くのは2枚目になります。
デビュー作が2年前の2017年だったので2枚目になるのかな。
今回はベーシストが入れ替わっていたのでまだ試行錯誤の状態かもしれませんね。
まだ自分の目標とするピアノ・トリオ・サウンドがつかめていない状況にある。

前回私は端正な佇まいに惹かれ、明るく爽やかでスマートなピアノが聴けたと書きました。
さて今作はカクテル・ピアノ風のロマンティックな演奏が聴けました。
アート・テイタム~エロール・ガーナー、テディ・ウィルソンの流れを汲んでいると思います。
続くはレッド・ガーランド、トミー・フラナガン、ハンク・ジョーンズ、ウィントン・ケリーの系統か。
いずれも日本で人気を博したピアニスト達ですね。
このロマンティック・ピアノのラインにはエディ・ヒギンス~ジョン・ディ・マルティーノもいる。
となればガブリエル・ラッチンは日本で人気の出るピアニストになるのは確実です。

全11曲は自身のオリジナル4曲とその他7曲の構成です。
(6)「Polka Dots And Moonbeams」は美旋律でとっても素敵だったけど・・・。
私としてはもうちょっと刺激が欲しいのでもう一枚聴いてみたいと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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